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アンコールワットで12種類の言語を使い分けていた土産売りの少年、ネット拡散で奨学金を得る

Venus Gwc/Facebook

Venus Gwc/Facebook

カンボジアのアンコール・ワットを訪れたある観光客が、いくつもの言語を使い分ける物売りの少年を撮影。それをFacebookに投稿したところ注目を集め、少年はカンボジア赤十字社からの奨学金を得ることとなった。

アンコール・ワットの土産物売り

旅行記を書いているマレーシアの女性ブロガー・Venus GWCさんは、11月初旬にアンコール・ワットのタ・プローム寺院を訪れた。

土産物を売り歩く少年たち数人と話した後、彼女は、12種類以上の言葉を喋れるというThaksin君に遭遇したそうだ。

彼女がスマホを出して撮影を始めると、Thaksin君はそれを証明してみせた。

動画の最初でThaksin君は広東語で喋っているが、途中からフランス語に切り替える。その後、日本語、北京語、タイ語、マレー語、フィリピン語、英語、スペイン語でセールストークを披露する。最後には、ドイツ語、韓国語、海南語も喋れると付け加えている。

どうやら、観光客との会話だけで、これだけの言葉を身に付けてしまったようだ。

いつの日か学校に行きたい

Thaksin君の夢は学校へ行くことだそう。Venus GWCさんの動画はその夢を叶えることとなった。

投稿動画の再生回数は170万回を超え、国内外のメディアにも取り上げられた。なかでも北京のテレビ局は、動画の中で彼が中国の有名な歌を歌っていることに注目し、歌のオーディション番組にThaksin君を招待。合格すれば中国で歌手デビューできるそうだ。

カンボジア赤十字社は、Thaksin君とそのきょうだい全員の学費を援助することに決めた。食料品や生活必需品なども援助されることになっている。

Venus GWCさんは自分の動画が良い結果を生んだことを喜び、Facebookにこう書いている。

彼のビデオが拡散されて嬉しく思います。このことをきっかけに、日々の貧困と戦っている子供たちの存在を、もっと多くの人に気づいてもらいたいと思います。

Posted: |Updated:

Text by Sophokles

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