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元カノから贈られたクリスマスプレゼントの開封を47年間待った男

Adrian Mike Pearce/Facebook

Adrian Mike Pearce/Facebook

これは最近海外メディアで話題になっている、あるカナダ人男性の恋のストーリーだ。

高校時代からの彼女

カナダ・エドモントン市に住むAdrian Pearceさんは17歳の時に、当時通っていたトロント市のGeorge S. Henry高校で初恋の相手Vicki Allenさんと知り合い、つき合い始めた。

その後続いた2人の交際は、1971年のクリスマスに終わる。2人が別れを決めたのは、VickiさんがAdrianさんにクリスマスプレゼントを贈った当日だった。原因は、Vickiさんが他の男性を好きになってしまったことらしい。

その時の心情を、フラれたAdrianさんはこう言っている。

彼女は別れを切り出すと同時にプレゼントをくれました。僕はそれを持って、家に帰る長い道を歩きながら憤慨しました。相手から別れたいと言われた時に誰もが感じる気持ちと同じですよ。

47年前のプレゼント

Adrianさんは、そのプレゼントは絶対開けずに取っておく、と誓ったそうだ。理由は、将来彼女ともう一度付き合う日が来たときに2人で一緒に開けるため。

だが、2人が付き合うことは二度となく、それぞれが別の相手と結婚し、子供をつくり、家族を持った。

それでもAdrianさんはそのプレゼントを開けずにいた。彼の家では毎年クリスマスツリーの下にそれが置かれたそうだ。子供たちはしつこく開けたがったが、Adrianさんは頑として開けなかったという。

家族がめいめいのクリスマスプレゼントを開けた後、いつもVickiからのプレゼントが一つだけ残っていました。それは絶対に開けない、と私は家族に宣言していました。

後にAdrianさんは、奥さんの気持ちを配慮してツリーの下にそれを置くことをやめたが、捨てることはせずに取っておいたという。

彼女からのプレゼントを開けずに見ていることが、47年間の習慣になりました。そのうちに、開けないで見ていることが一種の楽しみになりました。

私の本心としては、開けたくなかったのかもしれません。中味を知らない方が良かったのかも知れません。

彼は2017年になり、この話を写真と一緒にFacebookに投稿。それが話題となってメディアにも紹介された。

彼女を探す

その後、彼女の古い電話番号を見つけたAdrianさんは、それを手がかりに彼女を探し始めた。インターネットでも検索した。ブリティッシュコロンビア州に住む同姓同名の女性に電話したこともあったが、相手は91歳の別人だった。

ようやくVickiさん本人が見つかり、2人は再会。エドモントン市のチャリティ催事の場を借りて、プレゼントの中身を公開することとなった。

 

中身は、一冊の本。タイトルは「Love Is: New Ways to Spot That Certain Feeling」。直訳すると、「愛とは:その特別な感情を発見するための新しい方法」とでもなるだろうか。

若き日のVickiさんは、別れを告げたAdrianさんに新しい恋愛に進んでほしいと願っていたのかもしれない。

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Text by Sophokles

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