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難聴の父親のために、19歳の娘がライブ会場で歌詞を手話通訳する姿が胸にくる

Jules Maria/Facebook

Jules Maria/Facebook

ロックコンサートの客席にいる父と娘。父親は耳が不自由らしく、娘が曲の歌詞を手話で伝えている——こんな動画がFacebookに投稿され、投稿後1週間でなんと1万8000回以上再生。12月20日には再生回数2200万回を超えた。

目撃した観客が感動

動画を投稿したのはカナダに住むJules Mariaさんという女性。Mariaさんは12月12日、カナダ・エドモントン市で開かれたThree Days Graceというロックバンドのコンサートに友人と行き、珍しい光景を見た。

昨夜のコンサートで、私たちはとても美しいと思える光景を目にしました。

MariaさんはFacebookにこう書き込んでいる。最初にその父娘を見たとき、彼女は苛立ったという。立ち見のエリアにいた父娘は必要以上に広いスペースを占領して踊っているように見えたからだ。ところが実際は違っていた。Mariaさんはこう説明する。

その父親は聾者で、娘は父親に手話で歌詞を伝えていたのです。そのことが分かってから、私たちはステージのバンドより、父娘の方に目が行ってしまいました。その光景にはとても惹きつけられるものがあったのです。

父娘ともバンドの大ファン

この動画の再生回数が驚異的に伸びたため、CNNを始めとする海外ニュースメディアが娘のKarriさん(19歳)を取材している。

Karriさんによると、父娘ともにThree Days Graceの大ファンらしい。そのバンドを教えてくれたのは父親のDarrinさん(53歳)だったと話している。

Three Days Graceを聴くようになったのは父がきっかけなんです。

Three Days Graceがエドモントン市にやってくるのを知った時、真っ先に父をコンサートに誘いました。

CBC Newsによると、父のDarrinさんは耳が不自由だが、音の振動を肌で感じることで音楽を楽しんでいるとのこと。また、片方の耳はわずかに聴力があり、補聴器を使うことで多少の音は拾えるようになるそうだ。

筆者の推測だが、Three Days Graceはオルタナティヴ・メタルに分類されるヘヴィなサウンドが特徴で、Darrinさんがファンになった理由の1つは、おそらくそれだろう。

バンドも動画をシェア

動画の拡散を受け、Karriさんは世界中から好意的なコメントを受け取っているそうだ。当のThree Days Graceのドラマー・Neil Sandersonさんからも、個人的にメッセージが届いたという。

バンドThree Days Graceも動画をシェアし、「これは今インターネットで最高にクールだ!!! 素敵すぎる(This is the coolest thing on the internet right now!!! so sweet)」とコメントしている。

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Text by Sophokles

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