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病気の子供たちに“夢のフライト”をプレゼントした航空会社

写真AC

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米ユナイテッド航空が、世界16の空港から出発する「北極」への特別便に、何百人もの子供たちを招待した。

クリスマスのファンタジー・フライト

ユナイテッド航空は毎年クリスマス時期に、「ファンタジー・フライト」と名付けられた慈善活動を行なっている。

2018年は世界16の都市で行われ、クリスマス仕様のジェット機が恵まれない子供たちを乗せて「北極」へと出発した。

病気の子供たちに夢を

「ファンタジー・フライト」は、ユナイテッド航空の各空港のスタッフによって独自に企画運営されている。

例えば今年のシカゴのスタッフは、Cal’s Angelsというボランティア団体と協力して、市内8カ所の小児がん医療センターの入院患者の中から特に経済的に恵まれていない子供を招き、ファンタジー・フライトに招待した。

その中には、今回のクリスマスが最後、という子供たちもいるはずです。

海外メディアにこう話しているのは、シカゴ・オヘア国際空港のフライトアテンダント・Jodie Stoppenbachさん。

喜ぶ子供たちの顔を見るのはとても素晴らしいことです。けれど同時に、涙を誘われるという部分もあります。

こう言うのは、別のアテンダント・Sheila Omannさんだ。

ファンタジーを演出

子供たちは搭乗口で家族に見送られながら、クリスマス仕様の特別機に乗り込む。

機内で迎えるのはサンタやトナカイなど、クリスマスならではのキャラクターに扮したアテンダントたちだ。

子供たちを乗せたジェット機は、「北極」行きということになっているが、実際に北極圏を飛ぶわけではなく、出発した空港の周辺を飛んだ後また戻って来る。

だが、機長による「ただいま本機の左側に、6頭のトナカイに引かれたソリを発見しました」といったアナウンスがあると、子供たちは一斉に「サンタ! サンタ!」と声を上げ、機内は大いに盛り上がったとのことだ。

スタッフのボランティアで行われている

海外メディアによれば、このファンタジー・フライトは企業上層部が企画したキャンペーンではなく、パイロットやアテンダントを含めた従業員が自発的に行なっているものだそう。

ユナイテッド航空は大企業なので毎年志願する従業員が多く、数を絞るのに苦労しているという。

今年は初めて日本の成田空港からもファンタジー・フライトが飛んだ。

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Text by Sophokles

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