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20年前に離婚した元夫に腎臓を提供した女性

Linda Henrichs/Facebook

Linda Henrichs/Facebook

多くの場合、離婚は人間関係の破局を意味するのではないだろうか。

ところが、世の中には色んな関係がある。離婚して20年になる元夫のために、自らの腎臓を提供した元妻が海外メディアで話題になっている。

18歳で結婚し40歳で離婚

米国ミネソタ州セントクラウド市に住むMary ZieglerさんとBill Henrichsさんは高校時代から交際を始め、18歳で結婚。その後2人の子供に恵まれ、22年間の結婚生活を送ったが、40歳の時に離婚を決めた。

私たちは一緒に育ちました。長い間ずっと一緒に過ごしたので、こういう言い方は少し変かもしれませんが、私たちは親友であり、私にとって彼(Billさん)は兄弟のようなものになっているのです。

元妻のMaryさんは海外メディアにこう話している。

人は年齢とともに変わります。18歳の時と比べると、40歳の時にはまるで違った人間になっているものです。私たち夫婦の場合もそうでした。年をとるとともに、2人とも、昔とは違う人間になっていたのです。

再婚した奥さんを含めた関係

MaryさんとBillさんは互いに合意の上で離婚し、その後も良好な関係を保っていたという。Maryさんはこう話す。

私たちの離婚にいがみ合いはありませんでした。今でも互いに気遣っています。子供たちや孫たちとも仲良くしています。

Billは私たち家族から決して離れませんでした。そして、(再婚した)奥さんのLindaさんもそれに加わりました。これは最高に嬉しいことです。神に感謝したいですね。

移植手術の経過は良好

Billさんは近年腎臓病を患い、腎臓移植を必要としていたが、ドナーが見つからず困っていた。

そこでMaryさんが腎臓の提供を申し出た。検査をしてみると、移植可能な状態であることが分かった。

Maryさんにとって、腎臓提供はそれほど大きな決断ではなかったそうだ。

それは「決断」というほどのものではありませんでした。例えて言えば、彼(Billさん)から電話で「ちょっとうちに来て、枯葉を集めるのを手伝ってくれないか」と言われたような感じでした。

Billさんの今の奥さんであるLindaさんは、腎臓提供への感謝と喜びの気持ちを、2018年6月にFacebookに投稿している。

(Maryさんの腎臓が移植可能だったことを祝うBillと私です。彼女の申し出にとても感謝し、10月の手術を心待ちにしています。これも神様のおかげです)

手術は予定通り昨年10月に行われた。現在、Billさんの経過は順調。腎臓を提供したMaryさんの回復は、医者も驚くほど早かったとのことだ。

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Text by Sophokles

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