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14年間、毎朝ひとりで街をお散歩する馬

Keith Anderson/Facebook

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ひとり歩きする猫を見るのは、どの街でもあることだろう。

だが、ドイツの街フランクフルトでは、猫だけでなく馬もひとりで散歩している。

アラブ種のメスで名前はJenny。14年間、毎朝散歩し、街の住人たちと交流しているという。

飼い主が乗れなくなった

Jennyの首には赤い小さなカードが付けられており、そこにドイツ語でこう書かれている。

私の名前はJenny。逃げ出したのではなく、散歩しているだけ。ダンケ

Jennyはこれまで14年間、毎朝決まった道を散歩している。付き沿う人がいないのは、飼い主のWerner Weischedelさんが79歳という高齢でもう馬に乗れず、一緒に歩くこともできないからだ。

14年前までは、Weischedelさんが乗って街を歩いていた。今のJennyは、毎朝彼が馬屋の扉を開けてくれるのを待って、ひとりで街に出て行く。そして、昔一緒に通った同じ道を歩く。

14年間トラブルなし

Jennyは1日の散歩で、同じ道順を8回歩く。そして昼頃になると、ご飯を食べに馬屋へ戻る。そのスケジュールは時計のように正確だという。

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散歩のルート周辺の住人たちは、いつも同じ時間に現れるJennyと会うのを楽しみにしている。路面電車(tram)の駅にも立ち寄るJennyは、運転手たちとも顔なじみだ。

時たま、驚いた通行人が警察に通報してくるそうだが、メディアの取材を受けた地元の警察官Isabell Neumannさんは、「彼女(Jenny)に危険は全くない」と言っている。これまでにJennyがトラブルを起こしたことは1度もない。

それでもJennyのひとり散歩を批判する声が、ソーシャルメディアで上がっているという。飼い主は、住人の安全はもちろん、馬の身の安全についても責任を持つ義務があるという意見だ。

だが、当のJennyは一人歩きに十分満足している様子。これまでJennyを診てきたMaren Hellige獣医は、「散歩する彼女はとてもリラックスして満足げです」と言う。

フランクフルトを訪れた米国人Keith Andersonさんが、最近Facebookに投稿したJennyの写真は42万回シェアされ、1,200以上のコメントがついている。

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Text by Sophokles

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