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飛行機マニアのため、カナダの空港が写真撮影用の穴を設置

Aéroport International Jean-Lesage de Québec/Facebook

Aéroport International Jean-Lesage de Québec/Facebook

航空機の写真撮影や航空機の動向追跡などを趣味とする航空ファン。テロリストかもしれないと疑われ、アメリカの空港当局からは嫌われているようだが、隣の国カナダでは事情が違う。

カナダ・ケベック州のジャン・ルサージ国際空港は5月18日、航空ファンの写真撮影を容易にするため、飛行場を囲む金網の一部を切り取って撮影用の穴を設置した。

航空ファンコミュニティとの共同プロジェクト

ジャン・ルサージ国際空港は、職場改善や環境保全の斬新なアイディアで業界の賞をいくつも受賞しているユニークな空港だ。

今回は、ケベック州の航空マニアが集まったコミュニティ「YQB Aviation」と手を組んで、アマチュアカメラマンをサポート。

空港の外から航空機の写真を撮る際は、レンズの前にあるフェンスの金網が邪魔になるが、空港はその一部を切り取った撮影用の穴を作った。切った金網の先端がレンズの外側を傷つけないように、特製の金属パネルを取り付けてある。

ベストショットを狙える10カ所に配置

この「穴」は、空港の10カ所に配置される。空港とYQB Aviationのアマチュアカメラマンたちが協議して選んだ、ベスト10の撮影スポットだ。そこからだと、離着陸する航空機やタキシング(地上の移動)する航空機を誰でもクリアに写せるという。

Facebookに集まる称賛の声

テロ対策のあおりを受けて肩身の狭い思いをしている航空ファンたちは、ジャン・ルサージ国際空港の今回の施策を称賛している。Facebookにはこんなコメントが寄せられている。

・僕は一人の航空写真家として、空港のこのアイディアを素晴らしいと思う。あまりにも多くの空港が写真撮影を嫌うという風潮がある昨今、この撮影用の穴は、空港が正しい方向に舵をきったと言えるだろう。

・これは賭けてもいいが、合衆国の空港で飛行機の写真を撮ろうとすれば、国土安全保障省か空港警備の人間がやってくる。

・とても良いアイディア。航空機に興味がある人を助ける非常に良い取り組みです。

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Text by Sophokles

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