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浸水した地下鉄駅構内で機転を利かせたホームレス男性に称賛の声│ニューヨーク

girlpowersupply/Instagram

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米国ニューヨークの地下鉄駅で大雨により構内に浸水。水たまりになった階段下を通れずに困っていた乗客たちのために、1人のホームレス男性が機転を利かせる動画がSNSで話題になった。

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ブルックリンの駅が水浸し

話題の発端は、ニューヨーク・ブルックリン区に住むJen Winstonさんが6月21日にインスタグラムに投稿した3本の動画だ(インスタグラムでは右矢印 > で次の動画を見られる)。

撮影された場所は、地下鉄線のベッドフォード・アベニュー駅構内。ホームレス男性が水溜りの中に角材を置いて、乗客たちが足を濡らさずに通れるように助けている。

投稿には、このホームレス男性を称えるコメントが多く集まり、海外ニュースメディアが取り上げるほどの話題になった。

Winstonさんは投稿した経緯について、次のように話している。

それは他人への思いやりが現れたニューヨークならではのシーンでした。けれど、彼(ホームレス男性)に感心してその場に立ち止まるような人はほとんどいませんでした。

私はそんな彼にとって何かの助けになればと思い、友達に相談して動画を投稿しました。

元テレマーケターだったホームレス男性

このホームレス男性は、駅の利用客によく知られており、名前はZahir McDonaldさんという。

いつもは駅構内で紙コップを手にして、通行人から小銭を恵んでもらっている。元はテレマーケター(電話でセールスをするスタッフ)だったが、2014年にその職を失って以来、仕事に就いていないという。

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McDonaldさんは後にテレビ局の取材を受け、こんなふうに話している。

いつもこの駅に、物乞い(panhandle)に来ているんです。

この日、改札を出ると、くるぶしまでの深さの水溜りが出来ていました。

それで、こんな水浸しの時に物乞いなんかするのは自分勝手過ぎるぞ、と思ったんです。

ここを通る人たちは、毎日僕に小銭を恵んで助けてくれている人たちです。だから、何かしてあげなきゃと思い、バケツを探してきて水をすくい始めました。

それでも人がどんどんやって来るので、見つけた木の棒を置いて、その上を通れるようにしたんです。

動画を投稿したWinstonさんは、後日McDonaldさんを探し出し、彼の生活を助けるためにクラウドファンディングサイト「GoFundMe」で寄付金集めを始めている。

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Text by Sophokles

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