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南極圏→ペルシア湾に氷山を引っ張って来て飲用水にするプロジェクトが進行中、UAEの事業家が計画

national_advisor/Instagram

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アラブ首長国連邦(UAE)の事業家が、船で巨大氷山をペルシア湾まで引っ張って来て、それを飲み水にするという壮大なプロジェクトを進めている。

淡水化プラントで作られている飲料水

極端に降水量が少ないUAEの国々では、淡水化プラントで海水から塩分を取り除いて飲料水を作っている。これは費用が高くつくうえに、プラントが排出するCO2などが環境に悪い影響を及ぼす。

この問題を単純かつユニークな方法で解決しようとしているのが、事業家のAbdulla Alshehiさんだ。

南極圏にある2キロ× 500メートルの氷山を、8,800キロ離れたペルシア湾(アラビア湾)まで、船で引っ張って来ようと、彼は6年ほど前から計画していた。

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予算は約16,270,000,000円

このプロジェクトの予算は、100,000,000〜150,000,000ドル(約108億5000万〜162億7000万円)。それでも安いものだ、と彼はニュースメディアに話している。

淡水化プラントで飲み水を作るより、氷山を運んで来た方が安くつきます。なぜなら、淡水化プラントは建設するのに膨大な費用がかかるからです。

海外メディアによれば、氷山を引っ張ってくるアイディアは、それほど奇抜なものではないそう。

1975年のサウジアラビアの水不足を解決するために、フランスの科学者が同じことを提案しているという。

氷山を金属ベルトで囲う

現在の計画では、オーストラリア領ハード島にある氷山を巨大な金属ベルトで囲い、途中で崩れないようにして船で牽引する予定だ。

10カ月かかるペルシア湾への航海中に、氷山の30%は溶けてなくなる見積もりだが、それでも5年間は、UAEの数100万の人々の喉を潤せるという。

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氷山が作る雨雲にも期待

巨大氷山が湾に運び込まれると、周辺の気候に影響を与えることが考えられる。実はこれもプロジェクトの狙いだ。Alshehiさんはこう言う。

氷山がそこにあることで、気候のパターンが変わるのではないかと期待しています。冷たい物体があれば雲が出来やすくなり、その雲が内陸に移動してくれれば、砂漠に雨を降らすことができます。

2019年中には小規模なトライアルが行われ、それが成功すれば巨大氷山が、UAEの国の一つフジャイラの海岸に運ばれて来ることになっている。

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Text by Sophokles

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