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【プレママ必読】ベビーの腸内細菌のためには自然分娩&母乳育児がお薦め:カナダ大学

flickr_Shannon Miller Lifestyle

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近年改めて母乳育児の利点が見直され、“完母”なる言葉まで登場し完全母乳を自慢するタレントまで現れている。今回また一つプレママ達を「よしっ、母乳でいこう!」と決意させるであろう調査結果が届いたのでご紹介しよう。

カナダ・アルバート大学が帝王切開で産まれたベビーと自然分娩で生まれたベビー、更に母乳で育てられている赤ちゃんと粉ミルクの赤ちゃんの腸内細菌を比較した。24人の生後4か月のベビーの消化器官にどの様な細菌がいるのかを調べたのには理由がある。抗生剤の多用などにより腸内細菌のバランスが崩れると様々な健康被害を生み、クロストリジウム・ディフィシレ感染症や自己免疫疾患などの深刻なケースも散見されるというのだ。

さて、話を赤ちゃんの腸内細菌に戻そう。経膣分娩で産まれたベビーは帝王切開ベビーに比べて、赤痢菌やバクテロイデスなど多様な微生物叢(体内にいる無害なバクテリア)を有していることがわかった。一方母乳で育っている赤ちゃんは粉ミルクの赤ちゃんに比べ細菌集団がそれ程の多様ではなかったという。しかし、粉ミルクベビーのうんちからはクロストリジウム・ディフィシレ菌をはじめ、有害なバクテリアが多く検出されたので決して楽観できない

現在米国では1/3のベビーが帝王切開で誕生しているらしいが、本来赤ちゃんが経膣分娩の際に自然に体内に取り込むべきバクテリアが腸内にいないことで、今後子どもが成長していく上で何らかの支障があるようでは看過できない問題である。専門家の多くが更なる調査研究が急務だと認識しているようだ。

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