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「お腹すいた~」匂いに誘われてレストランに迷い込んだアシカの赤ちゃん、無事海に帰される

Facebook/Bernard Guillas

Facebook/Bernard Guillas

2か月ほど前、人々の心をキュンキュンいわせた可愛らしい珍客が、米カリフォルニア州のとあるレストランにあらわれた。

それが、上の写真にあるアシカの赤ちゃんだ。

可愛すぎる珍客

アシカはサンディエゴにあるシーフードレストラン、「The Marine Room」にあらわれ、お客様然と座席に座ったり、窓の外を眺めたりと、愛くるしい姿を披露した。

同店のシェフがその様子を自身のフェイスブックに投稿している。

We found This little guy in the The Marine Room restaurant this morninghe was a little bit early for his high tide breakfast reservation❤as it is this weekend on Sunday and Monday

Bernard Guillasさんの投稿 2016年2月4日

「レストランに可愛いお客様いらっしゃる。満潮時の朝食の予約よりちょっと早めにご来店」との投稿には、1万件を超える「いいね!」が付き、シェア数も6千件を超え、「可愛すぎる」「小さな小さなお客さんですね」「ずっと見ていたい」といったコメントが多数寄せられた。

空腹で痩せた状態で来店

赤ちゃんアシカはお腹をすかせた様子で、食べ物の匂いにつられて同店に迷い込んだものとみられる。

CBS Newsが伝えるところによると、くだんのアシカは標準のものより痩せており、同店ではすぐに地元の水族館「シーワールド サンディエゴ」に連絡、保護を要請した。

2か月後無事海に帰る

それから2か月。同水族館で回復に努めたアシカは、先日無事に海に帰されたという。

そのときの様子を同館がフェイスブックで公開。

SeaWorld Returns Marina the Sea Lion to Her Ocean HomeUPDATE: After two months of rehabilitation at SeaWorld San Diego, the sea lion pup nicknamed “Marina” that was rescued from a California restaurant in February was returned to the ocean! Learn more about her return here: http://bit.ly/1Sa51xC

SeaWorldさんの投稿 2016年4月5日

投稿によると、「マリーナ」と名付けられた赤ちゃんアシカは、2か月のリハビリを終え、無事に海に帰っていったそう。

温暖化の影響

これには安堵の声が広がり、マリーナの愛くるしい姿につい忘れられがちだが、今回のエピソードの背景には、地球温暖化の問題があることを肝に銘じておくべきだろう。

保護された当時、マリーナは同じ月齢のアシカに比べ、理想体重の半分ほどしかなく、National Oceanic and Atmospheric Associationによると、エルニーニョ現象と温暖化の影響で、多くのアシカがエサを獲るためにより遠くまで泳いでいかなければならなくなっているという。

親が遠くまで行ってしまうため、子どものアシカはお腹をすかせ長い間待たされるようになったというわけだ。

決して「めでたし、めでたし」の一言で終われる話ではないようだ。

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