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「就活中の人のため」ネクタイを無料で貸し出すアメリカの図書館がステキ

Facebook/Paschalville Neighborhood Library

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本を読みたい人に無料で本を貸し出すのが図書館だ。

書籍に限らず、雑誌やCDなども借りられるのは当たり前。更に最近、一風変わったモノの貸し出しを始めた図書館が注目を集めている。

ネクタイを貸し出す

米ペンシルベニア州フィラデルフィアにある公立図書館(Free Library of Philadelphia)のPaschalville分館(Paschalville Neighborhood Library)では、オーソドックスな柄から明るい色、最新のトレンドまで、計48本の様々な色やデザインの“ネクタイ”を用意。

利用者はこれらのネクタイを3週間、無料で借りることができるそうだ。

Facebook/Paschalville Neighborhood Library

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失業率の高さが背景に

これには、同図書館が位置するフィラデルフィア南西部には移民が多く、失業率、貧困率共に高い地域であるという背景がある。

地域社会の役に立ちたいと思った同図書館は、仕事を探しているけれど、面接にしていくネクタイを買う余裕がない人のため、その貸し出しを始めたというわけだ。

同図書館の司書兼戦略マネージャーであるネイト・エディー氏は、「図書館はただ静かに本を読む場所と思われているが、それ以上の存在になりたかった」と、Take Partの取材に対し答えている。

ネクタイの寄付も集まる

米国内では、ニューヨークのクイーンズ図書館(Queens Public Library)でも同様の取り組みを行っており、昨年そこを視察に訪れた同氏は、「取り組みを真似ても良いか?」と確認した上で、地元に帰りネクタイの貸し出しに着手した。

当初12本からスタートしたのだが、くだんのプロジェクトは市長の耳にも入り、幅広い呼びかけのおかげもあり、ネクタイの寄付が集まるようになったという。

現在同図書館では、数が増えたネクタイをVHSテープの透明の空箱に入れ、展示、貸し出しを行っている。

Facebook/Paschalville Neighborhood Library

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くだんの取り組みは今年始まったばかり。同図書館では、「タイブラリー(Tiebrary)の周知徹底を目指し、より多くの人に利用してもらいたい」と考えているそうだ。

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