シェア

「僕が押して行くよ」車いすの親友と800キロの巡礼路を旅した男性が素敵

I'll Push You/Facebook

I'll Push You/Facebook

男同士の友情とはこれほどまでに熱く、思いやりにあふれたものかと感動を呼び、人々に勇気を与えている2人の男性をご紹介したい。

共に米アイダホ州に住む、Patrick Grayさん(41)とJustin Skeesuckさん(41)である。

病気になっても変わらぬ友情

親同士が同じ教会に通っていたという2人は、同じ病院で、わずか36時間違いでこの世に生を受けた。中学高校も同じ学校に通っていた彼らは、子どもの頃からの大親友だ。

2人の友情は、Justinさんが、多巣性後天性(獲得性)運動軸索障害と診断されてからも変わらない。多巣性後天性(獲得性)運動軸索障害とは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に似た症状を引き起こす神経筋疾患である。

現在Justinさんは、「誰かに服を着せてもらわなければならないし、お風呂にも入れてもらわなければならない。でも、電動車いすで自分1人で行きたい所に行かれる状態」だという。

専ら妻が身の回りの世話をしているが、彼女の次に面倒を見てくれているのが、親友のPatrickさんだそう。

巡礼の旅も「僕が押して行く」

そんな親友だからこそ、Justinさんが、スペインで500マイル(約800キロメートル)に及ぶ、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を旅したいと言い出した時も、「僕が押して行くよ」とPatrickさんは快諾。

2人は1年かけて体を鍛え、それぞれの家族を説得した。そして2014年6月3日、共に巡礼の旅に出た。

長い道中には山あり、川あり、砂漠あり…とまさに困難続きだったが、その時々で計100人を超える巡礼者の手を借り、彼らの優しさに助けられ、旅を続けることができたという。

人々に勇気与える

挫けそうになったこともあっただろう。しかし彼らは「辛い時こそ楽しんでいこう」と心に刻み、目の前のことだけに集中して前に進んだとか。

いかなる困難を前にしても、意欲的に歩み続けた2人の姿は、多くの海外メディアでも度々報じられてきた。

また、この巡礼の旅について綴ったが6月に発売予定。ドキュメンタリー番組の放送も決まっているという。

関連タグ:

Posted: |Updated:

前の記事を見る

次の記事を見る

注目の記事

Ranking