シェア

銃撃に備えた訓練でクラスメイトの「盾」になった黒人の男の子。その真意が男前

Tanai Benard/Facebook

Tanai Benard/Facebook

 

銃撃に備えた訓練でクラスメイトの「盾」になった黒人の男の子。その真意が男前
日本の学校では、従来の火災や大地震を想定した避難訓練に加え、不審者の侵入に備えた訓練も行われている。

一方、学校での銃乱射事件が相次ぐアメリカでは、更に銃撃された際の訓練も欠かせないようだ。

先日、ある小学校でくだんの訓練が行われたのだが、それに関するママの投稿が注目を集めている。

銃撃に備えた訓練について語り合う

その投稿がこちら。

米国で教師をしているTanai Benardさんが小学5年生になる息子と、ママの職場であり、我が子も通う学校へと向かっている時のこと。

先般フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件が頭にあった母は息子のデズ君に、万が一に備えた訓練に対する心構えについて訊ねている。

銃撃訓練をやったよ

2人の会話はおよそ以下のとおり。

息子:訓練って、銃撃に備えた訓練のこと?だったらこの前やったよ。

母:銃撃されたらどうするの?

息子:先生が教室のドアを閉めて鍵をかける。中が見えないようにドアに目隠しをする。僕は3人の男子と一緒に、ドアの所まで机を運んでバリケードを作ったよ。

クラスメイトの盾になったんだ!

意気揚々と語る息子だったが、彼の次の一言に母は言葉を失った。

それからクラスのみんなは、僕たちの陰に隠れるように壁際に寄ったんだ。

息子の言葉を聞いて、母の胸中には次のような思いが去来したという。

この子のクラスは全部で23人。そのうち黒人はこの子を含めて2人だけ。

「黒人だからってどうしてうちの子が盾にならなければいけないの?」と真っ先に思いました。

しかし、Tanaiさんはグッとこらえてこう訊ねた。

どうしてあなたが他の子達の前に立たされなければいけないのかしら?

自ら「盾」となることを志願した息子

母の疑問に対してデズ君はこう答えた。

立たされたんじゃなくて、自分で盾になりたいって言ったんだよ。

もしもの時は、クラス全員が死んじゃって僕だけ助かるより、友達を守って自分が死ぬ方がいいと思ったから。

デズ君は黒人どうこうといったことは全く考えていなかった。

現在複雑な事情を抱える米国にあって、10歳の男の子の言葉にハッとさせられたのは母親だけではないだろう。

同投稿には36万人がリアクションし、シェア数も17万件を超え大きな反響を呼んだ。

「お母さん、息子さんは立派に育っていますよ!」「素晴らしい息子さんじゃないですか」「大人だね~」「彼を尊敬します」といった称賛の声が続出しているのは言うまでもない。

Posted: |Updated:

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング