シェア

乳がんにより40歳で永眠した英女性キャスターを悼み、地下鉄職員が駅の掲示板に「詩」を綴る

Rachael Bland‏@Rachael_Hodges/All on the board‏ @allontheboard/Twitter

Rachael Bland‏@Rachael_Hodges/All on the board‏ @allontheboard/Twitter

現地時間9月5日の朝、英国の公共放送BBCでキャスターを務めていた、レイチェル・ブランドさんが、乳がんのため40歳の若さで亡くなった。

これまでの温かい理解とサポートに対する感謝の言葉に加え、家族に見守られながら、安らかに息を引き取ったことを、彼女の夫がSNSで報告している。

乳がんで2年間闘病していた

レイチェルさんは2016年に乳がんと診断されてから、およそ2年間闘病を続けてきたという。

彼女は、闘病生活の詳細をブログラジオ番組でも公開してきた。

私たち日本人の中には、2017年に同じくがんで亡くなったフリーアナウンサーの小林麻央さんに思いをはせる方も多いのではないか。

また、今年8月15日に同じく乳がんで他界した漫画家のさくらももこさんを思い起こした方もいるだろう。

2日前に死を予感して辞世のメッセージ

彼女は亡くなる2日前に、残された時間がわずかであることを悟り、最期に感謝の気持ちを伝えていた。

とうとうその時が来たようです。私に残された時間はあと数日だと言われました。

あまりに突然で、シュールでしょう。

これまで支えて下さった方々に心から感謝します。

皆さん、さようなら。

これだけ勇敢な女性であるから、彼女がいかに人々を勇気付け、影響を与えてきたかは容易に想像がつく。

駅の掲示板に「哀悼の詩」が掲げられる

そんなレイチェルさんの逝去の報を受け、意外な場所に彼女の死を悼む、心のこもったメッセージが掲げられた。

それがこちら。

これは英国の地下鉄の駅にある掲示板で、通常列車の遅れやトラブルなどを知らせるためのものだ。

ところがこの日、ジュビリー線のノース・グリニッジ駅構内には、ご覧の様に、レイチェルさんへの哀悼の詩を綴ったメッセージが掲げられていた。

これを書いたのは、地下鉄職員のTwitterユーザー「All on the board‏ @allontheboard」さんである。

「レイチェル・ブランドさんへ」と書かれた掲示板には、およそ以下のような長文の詩が綴られている。

あなたは前を向き、勇敢にがんと闘った。

母として妻としてキャスターとして、人々に勇気を与えてきた。

先の見えない人生におびえる私たちを勇気づけ、がんと闘っていても愛は勝つのだということを教えてくれた。

新たな冒険に飛び出したあなた。

あなたのおかげで私たちは大きく変わったことを忘れないで。

勇気と威厳とユーモアを忘れず、がんと向き合ってきたレイチェルさんの訃報に、英国は今悲しみに包まれている。

Posted: |Updated:

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング