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2018年は珍しく地球上でクーデターが起こらなかった1年間になりそうとの予測。過去100年で2度目

イメージ画像:AdobeStock

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2018年ももうすぐ終わり。日本では「災」が今年の漢字に選ばれるなど、厳しい1年だったという印象があるようだ。

世界の政情面では安定した1年

世界に目を向けると、2018年はまれに見る政治的な面では安定した1年であったといえる。

というのも、The Conversationが伝えるところによると、2018年は12月半ば時点で一度もクーデター(武力による政権への奇襲攻撃)が起こっていない。クーデターがなかった年は過去1世紀を振り返っても2018年が2度目で、2007年以来11年ぶりだという。

直近のクーデターは、2017年11月にジンバブエで起きた政変で、同国国防軍が企図したもの。結果は、37年間の長期政権を保ったロバート・ムガベ大統領を退任に追い込んだ。

1950年以降、世界では463件のクーデターが起こり、うち233件が成功を収めている。

ジンバブエのイメージ写真:AdobeStock

ジンバブエのイメージ写真:AdobeStock

クーデターの発生リスクは低下中

CoupCastが選挙の有無や経済情勢、闘争、リーダーシップ、政治的見地に基づき調査、分析した結果、ブルキナファソ、ソマリア、ジンバブエ、トルコ、エジプトの順でクーデターが起こるリスクは高いものの、世界的に見ればその発生リスクは低下の傾向にあるという。

かつてはクーデターが多発していた、ラテンアメリカやアジアの権威主義国家で民主化が進み、政治的な安定と経済発展がもたらされたためと考えられる。

一方で、現在クーデターの多発地域はアフリカに移っており、来たる2019年も55.5%の確率でアフリカ大陸のどこかで、また、81%の確率で世界のいずれかの地域でクーデターが起こる可能性があるという。

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