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罪を犯した少年が出所後に更生の指導を仰いだ意外な相手

イメージ画像/AdobeStock

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多感な時期に最愛の肉親を亡くしたとしたら誰でも混乱し苦しむに違いない。

米インディアナ州に住む当時17歳だったRameil Pitamberさんも、父の死を受け入れることができず荒れていた。

強盗で逮捕される

当時誰かに言われるがままに行動していたというRameilさんは、銃を手に同州エイボンのピザレストランに強盗に入り逮捕されてしまった。

CBS NEWSが伝えるところによると、彼は強盗と監禁の罪で有罪となり、11年の禁固刑の判決が下ったそうだ。

このときPitamberさんを逮捕したのが、地元警察のBrian Nugent巡査である。現在エイボン警察署の副署長を務める同氏は、当時の逮捕劇をよく覚えているという。

自分を逮捕した警察官との絆

一方、息子が逮捕されてしまった母Daphne Harrisさんはこのとき、この先もNugent巡査と連絡を取り続けようと思ったそうだ。

その理由について、息子には家族がいて、支える人がいることを知ってもらいたかったと述べている。

その後、真面目な服役態度から刑期が短縮され、早く出所できたRameilさん。

出所した後Rameilさんの職場に顔を出したのがNugent元巡査である。どうしているかと挨拶に訪れたという。

絶対に刑務所に戻らないために

刑期を終えたRameilさんにとって何より大事なのが「絶対に刑務所に戻らない」ということ。そのためのノウハウについて、教えを乞うことはできないかと元巡査に相談した。

Nugent副署長は快諾。定期的にランチなどして、2人で話し合っているそうだ。仕事の見つけ方や過去について聞かれたときの答え方についてアドバイスしているとか。

Rameilさんに自分を逮捕した警官を恨む気持ちはない。今では仕事もし勉強もし、真の意味で自由になるために、彼の努力は着実に実を結びつつある。

Nugent副署長も彼が自信をつけ変わったと感じた。また、「誰かが成功し、目標を達成する手助けができることこそ、この仕事の何よりのやりがいといえるでしょう」と述べている。

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