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ビーチで「マイクロプラスチック」だけを吸い上げる掃除機を大学生チームが開発

Hoola One/Facebook

Hoola One/Facebook

誰もが憧れる青い海に白い砂浜。

しかし、美しく見えるビーチでも悲しいかな、微小なプラスチック粒子である「マイクロプラスチック」が無数に含まれている。

目につくゴミは拾えば済むが、マイクロプラスチックは見た目ではわかりにくく、拾うことも難しいため頭の痛い問題である。

ビーチ用の掃除機が誕生

そんな中、ビーチの砂に混じるマイクロプラスチックだけを分別し、吸い取ることができる掃除機が開発された。

開発したのは、カナダ・ケベック州のシャーブルック大学に通う12人の学生たち。授業の課題でくだんの掃除機「Hoola One」を考案した。

理由は「世界中探してもそのような掃除機は存在していなかったから」と、共同開発者の1人はHawaii Public Radioの取材に対し答えている。

「だったら自分たちで作ろう!」ということになったそうだ。

砂は沈み、プラスチックは浮かぶ

まず、ビーチに持ち込まれた掃除機のホースから、砂とマイクロプラスチックは一緒くたに巨大な水槽へと吸い上げられる。

石や砂はプラスチックの粒子よりも重いので水槽の底に溜まり、それらは浜に戻される。

一方、沈まずに水槽内で浮かんだままになっているのが、マイクロプラスチックというわけだ。

掃除機の機能性を試す実験は、世界一汚染された砂浜の1つとされる、ハワイのカミロビーチで行われた。

学生たちは実験で浮き彫りになった技術的な問題の解決に努め、ビーチの清掃に貢献したという。

掃除機は米国務省への寄付という形でハワイに残され、彼らはどれだけ汚染を軽減させられるか調査分析を続けるとともに、掃除機の製品化に向けスポンサー等を探している。

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