シェア

英国の大学に「短編小説の自販機」が設置される

Jonathan Journiac/Twitter

Jonathan Journiac/Twitter

変わり種の自動販売機といえば、カップヌードルやトーストをはじめ、乾電池やシャンプーなど枚挙にいとまがない。

でも、さすが大学!と言いたくなる自動販売機が登場した。

このたびイギリスの大学では初めて、あるアカデミックな自動販売機が設置されたと、複数の海外メディアで報じられるなど注目を集めている。

自販機で短編小説を入手

リンカーン大学のキャンパスに登場した自販機では、短い文学作品、つまり短編小説、ショートストーリーの類を手に入れることができるという。

学生は気分や好み、必要に合わせて1分で読めるショートストーリー、もしくは3分または5分ものを選択。

ジャンルはヴァージニア・ウルフやルイス・キャロル、チャールズ・ディケンズなどの作品を含む、犯罪小説から現代のフィクションまで多岐にわたっている。

データベースにある全10万作品の中からランダムに選ばれた短編小説が、自販機から吐き出されるというわけだ。

レシートサイズの環境に優しい紙を使用

インクの代わりに熱伝達を使用した環境に優しい紙が使用されており、レシートサイズでショートストーリーを楽しむことができる。

例えばこんな感じである。

くだんの自販機設置について、同大学の学生部長および大学図書館員はこう述べている。

学生がキャンパス内で気軽に文学に触れる機会を増やすとともに、学生に限らず誰もが自身の小説を投稿し、作品として認められるチャンスになれば…

自身の作品の提出も可能に

仏出版社「Short Édition」が開発したこの自販機。

同出版社が抱える9000人を超える作家の仲間入りを果たすべく、年内には学生や一般の人が自分の作品を同自動販売機に提出することが可能になるという。

最近パリにあるピティエ・サルペトリエール病院において、プレゼンで披露された自販機がこちらら。

これと同じ風景がリンカーン大学の構内でも見られるようになったというわけだ。

メアリー・スチュアート副学長は、「大学の内外において、人々に読書と執筆の機会を与えられる、革新的なテクノロジーを導入できたことを嬉しく思います」と述べ、英国の大学としては初めての試みに期待を寄せている。

Posted: |Updated:

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング