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38年ぶりにローマ法王が来日予定、現在の法王はどんな人?

イメージ写真/Adobe Stock

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2019年11月に来日予定のローマ法王。キリスト教における最高位の人物という知識はあっても、実際にはあまり馴染みがないと感じる人も多いのではないか。そもそもどのような人物なのだろうか、来日前に少しだけ予習しておきたい。

ローマ法王の来日は38年ぶり

今回、ローマ法王フランシスコ1世が来日するのは11月23~26日までの4日間。1981年のヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶり2度目の来日となる。東京のほか広島や長崎を訪れ、被爆経験者との面談が検討されているという。

すでにインターネット上では特設サイトが作られ、TwitterInstagramの公式アカウントが開設されるなど、大きな盛り上がりを見せている。

政治家たちとの昼食を断り、ホームレスと時間を過ごす

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これは2015年9月に法王フランシスコがアメリカを訪れたときの写真。アメリカ議会での演説を終えたあとの昼食時に撮られたものだ。

野外に建てられたテントの中という質素な場所に、驚いた人もいるかもしれない。というのも、これは法王のために用意された昼食会ではなく、ワシントンD.C.のカトリック系慈善団体が実施する「セント・マリア・ミールズ」というプログラムの一場面だ。

このプログラムではホームレスや貧しい人々に無償で温かい食事を提供している。法王フランシスコは政治家たちとの昼食を断り、ここに参加することを選んだ。日頃から貧しい人々に手を差し伸べ、助けたいと活動を続ける法王フランシスコらしい選択と言えるだろう。

貧困問題に関心が強く、庶民派のローマ法王

ローマ法王と聞くと、世界中のカトリック教徒のトップに位置する人物であり、どこか近寄り難い印象を持つ人も多いかもしれない。しかし、法王フランシスコはもともと世界中の貧困問題に強い関心を持ち、また自身が法王になったあとも質素な暮らしを続けるなど庶民派の人物だ。

フランシスコ1世がローマ法王に就任したのは2013年のこと。その際は出身地であるアルゼンチンの駐バチカン大使に連絡をとり、司教や信者に自身の就任式に来ないよう呼びかけたことが大きな話題になった。その理由は、高いお金を払ってまで就任式に来る必要がないから。「だったら、そのお金を貧しい人々へ与えてほしい」と述べたのだとか。

このほか、法王になる前の枢機卿時代には地下鉄やバスで移動し、飛行機ではエコノミークラスに搭乗するなど、庶民派であることを示すエピソードは多い。こうしたことも、世界中で大きな人気を集める理由の一つだろう。

ローマ法王という立場でありながら、弱者と同じ視線で貧困問題を語り、世界中の人々に愛されるフランシスコ1世。日本ではどのようなエピソードが生まれるのか、今から注目しておきたい。

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Text by 鈴木圭

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