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21世紀、生徒総会はこんなに進化!タブレットで紙1万枚節約

いらすとや

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生徒総会といえば、生徒会が作成した部活の予算案などの厚いプリント冊子を手元に置いた思い出はないだろうか。

そんな従来のイメージを覆すユニークな生徒総会を5月17日、神奈川県横須賀市の市立横須賀総合高校が行った。

印刷用紙約1万枚の節約に成功した生徒総会の裏側を聞いた。

議案書はタブレット端末に

横須賀総合高校が取り組んだのは、タブレット端末による生徒総会だ。

同校は2014年度の1年生から全生徒にタブレットを持たせており、本年度で3学年すべてに行き渡った。

それを受け、役員の生徒が「議案書を電子化していいのでは」と発案したという。

出席した生徒約940人は、各自のタブレットに予め議案書をダウンロード。

これまでに1回の総会で消費していた用紙約1万枚の削減し、経費もかなり安く済んだという。

生徒も教員も保護者も肯定的

横須賀市によると、生徒からは「ゴミが出ない分、紙より参加しやすい」と好評。

提案した生徒会役員の生徒たちからも、「議案書の用意が楽になった」と喜びの声があったという。

かねてから職員会議をペーパーレス化していた教職員はもちろんのこと、PTA総会も「環境面にも配慮できる」などと肯定的な意見が占めたそうだ。

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タブレット、各地で導入進む

同校の場合は2003年の開校当初から、全生徒にノート型PCを貸与するなど情報教育に力を入れてきた。

生徒自身で授業を選べる総合学科の特性から、学級全体で集まる機会が少なく、学校の連絡を届けやすくする狙いもあったという。

タブレットに切り替えた現在も、宿題の提出や緊急連絡メールの受け取りなどで日常的に利用する。

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現在、全国各地で小中高を問わず、教育現場でのタブレットの導入が進んでいる。

また、市町村議会も積極的に資料をペーパーレス化し、印刷経費の削減に取り組む。

これからタブレットを扱い慣れた学生たちが社会に出ていけば、一般企業でも会議前の資料作成に手間暇を取られる風景はどんどん少なくなるだろう。

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Text by 漆舘たくみ

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