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銭湯で合コンを開催!壁越しに短歌を詠みあい、3組のカップル誕生

第2回歌垣風呂の男湯の様子 提供:陸奥賢さん

第2回歌垣風呂の男湯の様子 提供:陸奥賢さん

銭湯で合コンを開催!

6月11日掲載の記事「恋人は銭湯でGET?女湯・男湯に分かれて短歌詠みあう合コン『歌垣風呂』が斬新」について、とても大きな反響を頂いた。

このイベントは、参加者が男湯と女湯に分かれ、仕切りの壁を隔てて互いの容姿を知らない状況で短歌を朗読。

声だけを頼りに、ほぼ直感で恋の相手を決める新しい形式の合コンだ。

17日(金)夜に京都市西京区の桂湯で行われた第2回について、主催者の陸奥賢(むつ・さとし)さん(41)=大阪市=に結果を確かめた。

参加者と集合写真に写る主催者の陸奥さん(左から2人目)

参加者と集合写真に写る主催者の陸奥さん(左から2人目)

3組のカップル誕生

当日は男女それぞれ7人ずつ計14人が参加。

ともに募集定員より1人ずつ少なかったが、東京や横浜、淡路島など遠方から来た人もいたという。

事前に顔を合わせないよう、異なる時間に集合した20~40代の参加者たちは、油性ペンと防水メモを片手に入浴。

「胸の内」「柔肌」の2つのお題に沿って、歌づくりに挑戦した。

桂湯

会場になった京都市の桂湯 提供:陸奥賢さん

まず男性側から歌を詠み、女性が気になる人の番号をメモ。

メモを回収後、今度は女性側が歌を発表し、男性側も番号を指定する。

お題ごとに気に入った人を選び、入浴後にマッチングを発表した。

陸奥さんによると、「けっこう際どい歌が出た。ロマンチックより肉感的な歌の方が盛り上がりました」とのこと。

結果、3組のカップルが成立したといい、1組だった前回から数が増えたという。

女性参加者がリベンジ成功

とはいえ、誕生したカップルの内訳はなんと男3、女2だという。

1人で、2人の男性を射止めた強者の女性がいたのだ。

女性は、大阪市の銭湯で開いた第1回にも参加していた唯一のリピーター。

前回はまったくダメだったといい、みごと雪辱を果たした格好だ。

大阪市での第1回歌垣風呂の男湯 提供:陸奥賢さん

大阪市での第1回歌垣風呂の男湯 提供:陸奥賢さん

陸奥さんは「どういう方が選ばれるか、予想がつかない」と、歌垣風呂の奥深さを語る。

詩や俳句づくりの経験者も参加し、レベルの高い作品を披露したが、彼らの番号は呼ばれなかったという。

「字余りでも字足らずでも、フィーリングで選ぶようです」と話し、結果として「声だけなのに、意外と似合いそうな人を選ぶ」と驚いた。

入浴後は脱衣所で和気あいあい

終了後は、脱衣所で車座になり、ビールと軽食で語り合った。

お風呂上りのリラックスしたムードで、皆、すぐに打ち解けて盛り上がったそうだ。

入浴後、脱衣所で歓談する参加者 提供:陸奥賢さん

脱衣所で歓談する参加者 提供:陸奥賢さん

女性陣からは「(女性同士でも)互いの裸を見てドキドキした」「裸でメモ帳を持って短歌を考える光景がシュールだった」との感想。

男性陣からは「歌の中身より声の調子で選んだ」「声が反響して歌の内容がよく分からなかった」という意見もあった。

次なるは秋のはじめに兵庫かな

第2回歌垣風呂の模様は、6月20日に地元テレビ局の情報番組でも取り上げられた。

陸奥さんによると、放送を見た兵庫県尼崎市の銭湯から早速、「次回はうちで開いてほしい」と連絡があった。

テレビ取材に答える男性参加者 提供:陸奥賢さん

テレビ取材に答える男性参加者 提供:陸奥賢さん

歌垣風呂の最大の目的は、廃れゆく銭湯という場所に人を集めること。

「次は2、3カ月後に開こうかなと。単純な仕掛けなので、私に限らず色んな銭湯でやってほしい」と、陸奥さんは高らかに笑った。

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