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ひと肌脱ごうぜ!女子高生による脱衣系ご当地映画「ミス ムーンライト」が気になる

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「面白い動画を撮るために、みんな脱いでくださいっ!」

映画「ミス ムーンライト」が2月4日(土)から、新潟市の映画館「イオンシネマ新潟南」で先行公開される。

ほぼ全編を新潟県新発田(しばた)市で撮り、市も制作を助けたご当地映画だが、水着姿の女性がこれでもかと登場する異色作だ。

公開を前に、制作したシネマ健康会の松本卓也監督(40)に作品への熱い思いを聞いた。

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ひと脱ぎ系青春群像ムービー

「ミス ムーンライト」は、地方高校の映像部(放送部)が舞台。部員たちは地元の観光PR動画を作るが、平凡な出来に不満に感じていた。

そこに新たな企画を思いついた主人公・マキが、春休みの合宿を計画。「JK(ジャンクでくだらねぇ)動画」を撮ろうと、市民たちを“ひと肌脱がせて”いく。

全5章で3つの物語が交錯し、最後は1つにつながる青春群像劇だ。

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グラビア界に健全性を取り戻したい

「もろ肌」「脱ぐ」といった刺激的な言葉が頻出するにもかかわらず、不思議と明るく健康的な本作はどのように生まれたのか。

元お笑い芸人の松本監督は引退後、独学で映像制作を学び、自主映画作品を発表してきた。

今作のきっかけは、松本監督が2010年にグラビアアイドル業界を描いた作品「グラキン★クイーン」だ。

この時のプロデューサーから松本監督に「今のグラビア業界は昔のような健全さがなく嘆かわしい。ひとつのテーマにした、エンターテイメント作品を作らないか」と持ち掛けられたという。

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条件は、オーディションで出演する若手女優を選ぶこと。

松本監督はさまざまな面で恩義を感じており、この企画を引き受けた。

若手監督が、オリジナル脚本が育たないこの日本で、こんな話を振ってくれるなんて奇跡だ。

のらない奴は男じゃない。そしてお題目をクリアしつつ、自分の描きたいものはこれだ!と企画を書いた。

(松本監督のFacebookより)

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仮題は「カントリーガール」。

当初は、田舎の寂れた温泉街で地元住民と一緒にグラビアアイドルがまちおこしに取り組む内容だったという。

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低予算逆手に臨場感演出

今作は主観的な映像だけをつなぎ合わせる手法「POV」で制作。

映像部はじめ、登場人物たちがカメラを回しているという設定である。

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主観的な映像がメイン

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低予算で限られた機材の中、ほぼ1台のカメラで撮ったたためロケには長い時間を要したそうだ。

出演者は60人を超え、脚本はクランクイン前日に新潟に向かうバスの中で書き上げたという。

実はエキストラって言葉は好きじゃねえ。
どうせなら全員が何らかの役で、一言でもセリフがある方が良いってもんだ。

(松本監督のFacebookより)

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地元も撮影を支援

今作品はエンディングを除き、「99%、新潟ロケ映画」(松本監督)。

過去にも新潟県内で撮影経験があったこと、親交があった新発田市の男性から名湯「月岡温泉」を熱烈に勧められたことなどを受け、ロケ地を選んだ。

東京から来た人間だけで成立する映画こそ寂しいじゃねえか。

せっかくその土地に行ってんだ。どっぷりズブズブの関係性で映画を作りたいぜ。

(松本監督のFacebookより)

新潟県出身の若手女優

新潟県出身の若手女優

撮影は2016年4月と6月に計20日間敢行。

月岡温泉をはじめ、地元の新発田中央高校などさまざまな場所を映している。

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市は撮影地の紹介や助成金の支給などで映画制作を支援。新潟にゆかりのある人物や市民エキストラも多数出演している。

劇中で登場人物が映像部のメンバーを諭す。

色んな人間が集まって1つの映像をつくる、これって最高じゃないか。

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5月から全国公開

水着姿の若い女性が出演する男性目線が強い内容に、批判的な声が上がるかもしれない。

しかし、ご当地映画のブーム時、お決まりの感動ストーリーばかりが蔓延し、地元住民の自己満足に終わった作品は少なくない。

新進気鋭の若手監督に投資した新発田市は、文化支援のあるべき姿勢とも言える。

ご当地映画の常識を打ち破る映画「ミス ムーンライト」は、5月から全国公開。ぜひその目で物語の決着を確かめたい。

※予告編のキャプチャ画像およびFacebookの投稿内容は、松本監督のご快諾を得て引用しています。

※初公開時、松本監督の年齢を誤っておりました。確認が不十分でした。お詫びして訂正いたします。(2017年2月5日)

Posted: |Updated:

Text by 漆舘たくみ

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