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提供:ささきさん

提供:ささきさん

このほど、高さ5メートルを超える巨大わらマンモスの親子に初めて雪が積もり、氷河期のような景色を生み出した。

西予市わらマンモス34

提供:橋本直樹さん

愛媛の田んぼの真ん中に

稲わら製マンモスがたたずむのは、愛媛県内有数の米どころである県南部、西予(せいよ)市宇和地区の田んぼの真ん中。

西予市経済振興課によると、マンモスづくりは市観光協会などでつくる実行委員会が2011年度から武蔵野美術大学(東京都)との連携で、毎年春のイベント・れんげまつりを盛り上げようと始まった。

現在は地域伝統の稲を干す技術「わらぐろ」を継承する「宇和わらぐろ保存会」が中心となり、すべて地域の人で手づくりしているという。

西予市わらマンモス6

提供:西予市

これまでゴールデンウィーク後に撤去していたが、2016年度は人気が高まり問い合わせが増えたため、通年で置くことを決めたそうだ。

約100人が5日間かけ、2体計約1トンの稲わらで鉄製の骨組みを肉付けしている。

地域の農家をはじめとした方々のご協力で造っています。

毎年ちょっとずつ変化していますが、皆さん慣れているので作業は早いですね。

(同課)

西予市わらマンモス4

提供:西予市

意外と雪降る愛媛県

マンモスの親子が雪化粧をした2月10日~11日は、全国的に強い寒波に見舞われていた。

提供:ささきさん

提供:ささきさん

みかんや瀬戸内海など温暖なイメージが強い愛媛県だが、松山地方気象台によると「県内でも標高が高い地域では毎年雪が降ります」。

西予市内のアメダスは積雪の深さを測らないため正確な記録は不明。しかし、山間部の盆地である宇和地区では1~2月にかけて「年に数回、数センチほどの積雪」(市担当者)があるという。

幻想的な風景に感動の声

Twitter上ではマンモスと雪景色のコラボレーションに感動する投稿が少なくない。

長い氷河期を厚い体毛でしのいだマンモス。

絶滅から数千年が経ち、その勇ましい姿は想像することしかできなかった。

通年設置により、図らずも“本領”を発揮できたようだ。

西予市わらマンモス33

西予市わらマンモス32

提供:橋本直樹さん

現在のマンモスの親子はもうすぐ解体され、春には新たな個体がお目見えする予定だ。

※わらマンモスの画像はささきさん、橋本直樹さん、西予市経済振興課からご提供いただきました。

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