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恋チュンを意識!埼玉県久喜市の3000人ダンス動画が微笑ましい

久喜市アイキャッチ

埼玉県久喜(くき)市のPR動画「1000人クッキーダンス」がじわじわと人気を集めている。

昨年12月に公開され市民ら計3058人が出演したメーン動画は、陽気な市の歌とダンスが話題を呼び、2万8000回以上再生された。

市が募る「踊ってみた動画」は、現在50本以上も集まっているという。

市シティプロモーション課に、ちょっと意外な制作理由を聞いた。

合併後の統一感を表したい

現在の久喜市は2010年3月に当時の久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の1市3町が合併して誕生。県北部にあり約15万人が暮らす。

東急田園都市線や東京メトロ半蔵門線を利用する人は聞き覚えがあるだろう、終点の東武日光線・南栗橋駅は同市にある。

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ヒロイン役の鶴巻さん 出典元:久喜市PRビデオ「1000人クッキーダンス」

今回の動画は2015年に公開した「久喜市PRビデオ『ワンカット撮影編』」に続く第2弾。

市歌「笑顔のまち永遠なれ」(作詞作曲・タケカワユキヒデ)をポップ調にアレンジし、若手女優の鶴巻星奈さん(18)とダンサー・まなこさん(21)がセンターを飾る。

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まなこさん 出典元:久喜市PRビデオ「1000人クッキーダンス」

住む人を前面に押し出した映像を作ろうと、1000人単位での出演を計画したという。

合併から6年が経ち、新しい市の象徴になり市民の統一感を表せる作品を目指しました。

市歌は毎日防災無線で流しており住民になじみがあること、ダンスなら誰でも参加できると考えました(担当者)

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出典元:久喜市PRビデオ「1000人クッキーダンス」

クキ市なのにフォーチュンクッキーをせず

以前から「クキ市」に掛けてクッキーによる街おこしに取り組む同市。

しかし、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」が話題になった4年前、市にはPRの専門部署がなく映像は制作しなかったという。

恋チュンブームの影響は受けています。当時、全国の地域で投稿されていた動画が一体感があっていいなと思っていました。

地域に根付くハッピーな動画を作りたかったんです。(担当者)

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出典元:久喜市PRビデオ「1000人クッキーダンス」

制作したのは、「埼玉ポーズ」を生み出した広告代理店「天下茶夜」(てんかぢゃや)。

事業者選定の際には、単に面白いといった一過性で終わらせず、かつ既存の市歌を活かすという点が高評価を得て決定したそうだ。

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出典元:久喜市PRビデオ「1000人クッキーダンス」

イベントで人気実感、解説動画も

同課によると、市民からの反応は上々という。

イベントで踊りたい人を募集した時、希望者が多くて驚きました。

面白いし楽しいし、また踊りたいと声を掛けてもらえた時は感動しましたね。

人口が減っていく中で、市民が久喜に愛着を持ってもらうのがいちばんの狙いでしたから。(担当者)

今後は担当者が直接学校などに出向き、踊りを指導することも検討中という。

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出典元:久喜市PRビデオ「1000人クッキーダンス」

ダンスの解説動画は現在公開中のものに加え、さらに動きを遅くしたバージョンを制作する予定だ。

単なる外部向けプロモーションではなく、合併後の住民の融和を狙った今回のダンス動画。

大きな拡散にはつながらないかもしれないが、市民が繰り返し見ることに意義がある映像だろう。

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出典元:久喜市PRビデオ「1000人クッキーダンス」

※キャプチャ画面は久喜市の許可を得て使用しています。

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