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可愛いだけじゃない!長野の学生が小学生に贈り続ける「ちび軍手ィ」とは

提供:信州大学繊維学部

提供:信州大学繊維学部

色鮮やかで暖かくて可愛い軍手。

長野県上田市の信州大学繊維学部の学生が、地元の小学生たちに手製の小さい軍手「ちび軍手ィ(ぐんてぃ)」を贈る活動を続けています。

活動に込めた思いを聞きました。

寒い冬を暖かく、街を華やかに

信大繊維学部は、国立大学に唯一残る繊維工学の専門学部です。

軽くて強い素材として知られるカーボンナノチューブの研究所が知られています。

「ハナサカ軍手ィプロジェクト」は、上田市を盛り上げようと2009年に有志により始まりました。

地元企業の協賛を得て、「長野県の寒い冬を暖かく、街を華やかに」をコンセプトに活動しています。

軍手ィ3

小学生に贈った今年のちび軍手ィ

きっかけは、農作業や通勤で白い軍手が使われていたこと。

もし白い軍手にデザインを施してカラフルにしたら、街を華やかにできるのではないか?と考えました。

(プロジェクトの担当学生)

活動当初は「デザイン軍手」という名前だったそうです。

告知ポスターでは、低かった知名度を上げようとタレントの平山あやさんを起用したところ、地元商店街や購入者から大好評。

現在まで著名人に依頼しており、2016年度は人気モデルのマーシュ彩さんがポスターを飾っています。

大人から子供へつないだ5万9000双

「ちび軍手ィ」は、小学1年生の手に合わせたサイズ。

デザインは学生たちの手で行い、子供にも分かりやすく、かつ長野県の厳しい冬でも外で遊びたくなるものを心がけます。

長野県内で販売する通常サイズの「軍手ィ」(1双500円)の収益が元になっています。

大人から子供にプレゼントを贈る形にすることで、市民が「つながりを感じる街」を演出するそうです。

2016年度は6種類のデザインを用意し、長野県内の1年生の約半数にあたる9200双を配布予定。

2009年度からの総配布数は約5万9000双に上ります。

提供:信州大学繊維学部

2016年度のちび軍手ィ6種類 提供:信州大学繊維学部

ちび軍手ィは郵送ではなく、直接学生たちが手渡しに小学校を訪ねます。

このイベントは私たちの活動の集大成でもあります。

子供たちに会って渡すことで『笑顔の力』を感じ取ることができます。

(プロジェクトの担当学生)

手渡しだからこそ「良かった」

8年目を迎えた地域貢献活動。

プロジェクトは小学生たちだけでなく、贈る側にも良い影響を与えています。

自らデザインした製品が売れる光景や、多くの人たちの協力で物事が進んでいく過程は貴重な経験です。

「ちび軍手ィ」を直接手渡して子供たちの笑顔を見ると『頑張ってきて良かった!』と強く思います。

子供たちが「ちび軍手ィ」を着けて元気いっぱいに遊ぶ姿を見るのは何よりうれしいです。

協賛企業、販売店舗、小学校の方々など、たくさんの人たちとの出会いがあるのも活動の魅力です。

(プロジェクトの担当学生)

提供:信州大学繊維学部

提供:信州大学繊維学部

活動の様子は公式Facebookで随時更新しています。

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