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20秒で数字の謎が解けるスマホ向け動画を青森県が公開

青森カウンターアイキャッチ

居酒屋のカウンター席で乾杯する男女。

男性がこぼす愚痴を、お酒が進んだ麗しの女性上司は白い歯を見せて笑い飛ばす。

出典元:青森カウンター「天海先輩と呑む夜。」

出典元:青森カウンター「天海先輩と呑む夜。」

画面中央の時計も進み、止まった時刻は「20:40」。

さて、この数字は何を意味するのか。

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出典元:青森カウンター「天海先輩と呑む夜。」

▼「天海先輩と呑む夜。」

青森県と地元の大学生が制作

答えは、飲酒習慣のある青森県の津軽地方の女性の割合「20.4%」のこと。

いわゆる「津軽美人」はお酒好き、といったニュアンスのPR動画である。

出典元:青森カウンター「天海先輩と呑む夜。」

出典元:青森カウンター「天海先輩と呑む夜。」

青森県が3月1日から、ご当地動画では珍しいスマートフォン向けの縦型動画「青森カウンター」の作品8本を公開中だ。

約20秒で、さまざまな数字を切り口として県の特徴を紹介。学生を中心に県内の20代が脚本と撮影を担う。

冒頭の作品は、地元の弘前(ひろさき)大学の女子学生が「私の思う津軽美人」を描いている。

▼男子学生が作成した怪しいタイトルの作品「【美少女】ぷるぷるの唇に吸いこまれ…」

若者の定住促進を

県企画調整課によると、「青森カウンター」は、若い人に青森へ興味を持ってもらうために学生が映像やパンフレットの制作する県の事業「AOMORI Media Labo.」の一環。

数字の意味について視聴者をミスリードすることで、日本一など特徴的な数字のインパクトを高めるのが狙いだ。

▼都会とのある違いを表現した「青森の豪速球」

動画は、若者がよく使うスマートフォンで見やすいよう縦型にし、ちょっとした空き時間に観賞してもらおうと再生時間も短く抑えている。

講師をお願いしたサカイエヒタさんが代表取締役を務める株式会社ヒャクマンボルトさん(東京都)から、数字をテーマとして、かつ視聴者にミスリードさせる動画を制作してはどうかという提案をいただき、制作を進めました。

(企画調整課の担当者)

ヒャクマンボルトは、WEBや動画といったコンテンツ制作の実績を持つベンチャー企業だ。

出典元:青森カウンター「銭湯にて。小学生が…?」

    出典元:青森カウンター「銭湯にて。小学生が…?」

学生の発想を妨げず

「AOMORI Media Labo.」が昨年8月に公開した県PR動画「ずるい街、青森県。」は、今年2月に第6回観光映像大賞の中間集計で優秀作品「旅もじゃ賞」に輝いている。

「青森カウンター」も、他県の事例は参考にしていないという。

出典元:青森カウンター「君にはやく会いたい」

出典元:青森カウンター「君にはやく会いたい」

前例にとらわれない作品をつくり続けられる秘訣について、担当者は次のように語る。

1つ目は、参加した学生たちが同世代の若者に受け入れられるために、どうすればよいかを真剣に考えたこと。

2つ目は、学生の自由な発想を妨げず、かつ最大限に引き出せるように映像制作を進めたこと。

3つ目は、プロデュースをお願いした4人がアイデアを形にできるとようなサポートを精力的に行ったくれたことです。

アイデアは湧くが技量に乏しい若者たちと、若者目線を表現したい技術や体験を持つ講師陣の奮闘が実を結んでいる。

ぜひ公式サイト(http://aml-counter.1000000v.jp/)で、他の作品を楽しんでほしい。

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