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プレ金は市長と名刺交換?静岡市の新社会人向けイベント

新入社員と市長が名刺交換?(イメージ写真、出典元:shutterstock)

新入社員と市長が名刺交換?(イメージ写真、出典元:shutterstock)

月の最終金曜日に15時の帰宅を促し、消費の活性化や家族との時間を増やす試み「プレミアムフライデー」(通称・プレ金)。

余暇改革の一環として2月から始まったが、2回目の3月31日が年度最終日と重なるなどして、今ひとつ盛り上がりを欠く。

そんな中、静岡市のプレミアムフライデー官民推進協議会が3回目の実施日となる4月28日に、全国的にも珍しい企画を進めている。

静岡市の市街地と富士山 提供:静岡県観光協会

静岡市の市街地と富士山 提供:静岡県観光協会

静岡市長、会頭と名刺交換も

静岡市商業労政課によると、協議会は28日、「新社会人名刺大交換会」と銘打ったイベントを開く。

田辺信宏市長(55)、協議会会長の酒井公夫商工会議所会頭も出席し、名刺を交わすという。

葵区にある市役所隣の屋外広場・葵スクエアで、16時30分~17時30分を予定。

キャンペーンに賛同する企業約170社に呼び掛け、新入社員約100人の参加を募る。

参加者同士が話すきっかけになるようなイベントも計画中という。

静岡市役所本館

静岡市役所本館 出典元:Google Earth

拘束時間が長引く?

プレ金は会社員を早めに帰らせ、豊かな時間を過ごしてもらおうという趣旨のはず。

逆に拘束時間を長引かせるのでは、と素朴な疑問をぶつけてみた。

新入社員の方には、この1カ月間で色々思うところがあったと思います。

イベント自体は早めに終えることで、ぜひ知り合ったばかりの他社の新社会人の方とそのまま街に繰り出してほしいという狙いがあります。

(商業労政課)

通常の就業時間内に収まるよう配慮し、市内の企業に勤める若者同士が業種の垣根を超えて交流してもらうことが最大の目的だそうだ。

他の自治体では聞かない

同課によると、他の自治体で同様の取り組みは聞いていないという。

プレミアムフライデーの是非はさておき、新たな職場で同年代や友人が少なく仲間を望む新入社員にとっては、まっすぐ家に帰るよりも有意義な時間の使い方となるだろう。

公的団体が主導することで、企業側にも社員を参加させやすいメリットがある。

筆者の個人的な考えだが、新入社員としては「早く職場を出られるならさっさと家に帰りたい」「親しい友達と飲みに行きたい」といった気持ちもあるだろう。

しかし、学生時代の友人知人は意外と疎遠になりがちだ。

今後の社会人生活を楽しくするためにも、ちょっと顔を出してみて新たな出会いにつなげてほしい。

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Text by 漆舘たくみ

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