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同志社大学で行う「唐揚げの塩最強説」に関するキリスト教の講話が話題!詳しく聞いてみた

提供:kohei Saekiさん

提供:kohei Saekiさん

関西の名門・同志社大学(京都市上京区)で5月26日(金)に開催予定の講話のお題が、Twitter上で話題です。

主催する同大キリスト教文化センターに詳細を聞きました。

唐揚げの塩最強説

同志社大は1875年に新島襄(にいじま じょう)が設立した、歴史あるキリスト教主義の大学です。

注目を集めているのは、今出川校地(キャンパス)に掲示中の告知ポスターの写真です。

講話は「チャペル・アワー」という企画で、週3回、学内の礼拝堂で行っています。

今回のお題は「某餃子チェーン店、唐揚げの塩最強説」。

語るのは、日本キリスト教団・上鳥羽教会の月下星志(せいじ)牧師で、今出川校地の金曜日の回を担当する5人のうちの1人です。

過去には「イエス神対応」も

月下牧師のお題は、これまでも何度か話題になっています。

センターが公開する奨励集(講話のまとめ)などによると、過去にも「てへぺてろ(・ω<)」(2013年11月22日)、「イエス塩対応」(14年5月27日)、「イエス神対応」(16年4月15日)など、若い人を意識した言葉を取り入れてきました。

月下牧師のほかにも、テレビ番組名に掛けた「待つこと知らない世界」(15年12月18日)といった個性的なお題がありました。

一部は、センター公式サイトのバッグナンバーで内容を知ることができます。

気軽に学生たちに来てほしい

チャペル・アワーについて、月下牧師に取材しました。

チャペル・アワーは大学の先生や牧師など、毎回メッセージをする人が違っているのが特徴です。そのため、飽きる(?)ことはありません。

主として同志社大学生を対象としており(市民の方も参加できます)、その大半はノンクリスチャンです。

チャペル・アワーを通して在学中に少しでもキリスト教に触れ、キリスト教の視点を知り、心静かに自分と向き合う時間を持ってもらうことを目的としています。

チャペルアワーの告知ページ 出典元:同志社大学キリスト教文化センター

チャペル・アワーの告知ページ 出典元:同志社大学キリスト教文化センター

唐揚げは学生が好きだから

独創的なタイトルには、キリスト教への敷居を下げたい狙いがあります。

初めてキリスト教に接する人にとって、礼拝や教会というと敷居が高いと思うので、少しでも入りやすいようにと、身近な話題や多くの人が知っていそうな事柄などを話に入れるように工夫しています。

掲示板などで学生の目に触れた時に、関心を持ってもらえるようなタイトルになっています。

今回、「唐揚げの塩」に着目した理由は、学生が大好きな食べ物であり、量も多く、値段も手ごろで地元京都でもおなじみの某餃子チェーン店を取り上げることで、話も想像しやすくなるのではないかと思いました。

私自身も好きなものであります。

鶏の唐揚げのイメージ画像 出典元:Fotolia

鶏の唐揚げのイメージ画像 出典元:Fotolia

タイトル独り歩きは本意ではない

インターネット上での注目には、うれしさと同時に戸惑いもあるそうです。

インターネット上で話題になったことは知りませんでしたが、多くの人が関心を持っていただけたことは、素直にうれしく思います。

ただ、タイトルだけが独り歩きし、チャペル・アワーが面白おかしく扱われることは本意ではありません。

あくまでもこれは礼拝であり、話す者として、聖書のメッセージ、キリスト教の価値観を多くの人に真剣に伝えたいと思っています。

日常とは違うチャペルの雰囲気の中で聞く話から、何か気づきになるようなことがあればと願っています。そして、機会があれば近くの教会などにも行ってほしいとも思います。

インターネット上での関心が、実際にキリスト教への関心につながればと思います。

同志社の唐揚げ2

提供:Kohei Satakeさん

自分なりに解釈して

月下牧師は、聖書について自分なりに理解してもらえればと期待します。

もしかすると、教会や聖書に関心を持っている人、キリスト教主義の学校に通っていた人にとって、タイトルを見ると、「聖書のあの箇所かな」と想像できるかもしれません。予想通りかもしれませんし、違うかもしれません。

タイトルを見てかつて触れた聖書を開いたり、思い起こしたりしてもらえるとうれしいです。

聖書は人によって解釈が様々です。「こんな話をするのだろうか」と、自分なりに想像、解釈してもらえることも、私にはうれしいことです。

チャペル・アワーは入場無料。

今回は26日(金)12時35分から、今出川校地内の同志社礼拝堂で行います。

問い合わせは、キリスト教文化センター(電話075-251-3320)まで。

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Text by 漆舘たくみ

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