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影響力は“東京”と同じ!茨城県の公式Twitterが支持されるワケ

茨城県公式アカウントのキャプチャー画像(2017年6月15日時点)

茨城県公式アカウントのキャプチャー画像(2017年6月15日時点)

茨城県の公式Twitterアカウント「茨城県」(@Ibaraki_Kouhou)が、6月12日までに10万フォロワーを超えた。

人口規模が2倍以上の埼玉県(@pref_saitama約10万7000)、3倍以上の神奈川県(@KanagawaPref_PR、約10万9000)と並ぶフォロワー数を掴んでおり、両県を超える日も視野に入る。

民間のブランド調査で、魅力度4年連続47位に甘んじる茨城県。

情報発信のコツを聞いてみた。

ライバルは「東京都庁広報課」

公式アカウントは2010(平成22)年6月、県広報戦略室が開設し、運営している。

同室は同4月に情報発信を強化しようと新設され、効果的な広報媒体の一つとしてTwitterの活用を決めた。

担当者によると、シェア数等に基づき民間サービスが計るSNSでの「影響度」は、10万フォロワーを超えた6月12日時点で「64.68」。

広報用の公式アカウントを設ける都道府県の中では、8倍のフォロワー数(約80万6000)を持つ東京都庁広報課(@tocho_koho)と1、2位を争っているという。

同サービスが公表する日本国内のアカウントの平均は35.0。

影響度ランキングでマスメディアや著名人のアカウントが上位を占める現状を踏まえても、自治体としては驚異的な数字だ。

即時性に着目、読み手に共感を

1日あたりの投稿本数は15本前後と、他の都道府県に比べて際立って多い傾向にある。

堅い話題ばかりではなく、県内の動物園や公園などの公的アカウントや茨城に関するメディア掲載情報など積極的にリツイートする。

絵文字やハッシュタグを駆使し、親しみやすさを演出する。

ツイッターの利点である即時性に注目し、県ホームページの情報や庁内各課から広報を依頼された事項に加え、ネットニュース(地域ニュースなど)に掲載された本県の旬な話題を積極的にツイートしています。

フォロワーの方々の反応については 影響度などを参考にしており、投稿の多さだけでなく内容についても共感を得られているかどうかに気を遣っています

(広報戦略室)

意外にも、SNSでは「ブランド力の向上」は特段重視していないという。

県内に本拠地を置くサッカーJ1「鹿島アントラーズ」や県内出身力士、生産量日本一のメロンにまつわる情報など「全国的な話題を多くつぶやくことで、おのずとブランド力の向上につながっていく」と考えているそうだ。

10万フォロワーの影響力を活用へ

一つの節目を迎え、今後は強力な広報媒体として活用を意気込む。

2017年度からは、県内の市町村から投稿依頼を募る仕組みを導入している。

県民に有益な情報をきちんと出し続けるためには、単にフォロワー数を追うのではなく、高いエンゲージメント率(※)の維持が大切です。

SNS世代に伝わる情報発信を試行錯誤しながら続けたいと考えています。

10万フォロワーの影響力を市町村にも活用してもらい、より地域に根ざした魅力を発信できるようにしたいと考えています。

とはいうものの、埼玉県と神奈川県を抜いて2位にしたいとも思っています。

(広報戦略室)

※投稿を目にした人のうち、返信やシェアなどの反応を示した人の割合

茨城県公式アカウントから、これからも目が離せない。

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