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乗用車の死角はこんなにも大きい。日産が「運転席の死角」を実感するアートを展示

死角アート=2018年4月26日、日産自動車グローバル本社

死角アート=2018年4月26日、日産自動車グローバル本社

運転席のモニターを覗くと、車の前にはゾウが潜んでいた。

死角を体験できるアート

日産自動車が4月26日(木)から、横浜市西区の本社ギャラリーで、車のドライバーの死角を実感できる「#死角アート BLIND SPOT ART」を展示している。

車両の前後と左側には、小さい子供ほどの大きさがある3つのワイヤー製オブジェが堂々と置かれている。

死角アート=2018年4月26日、日産自動車グローバル本社

死角アート=日産自動車グローバル本社

が、これらは運転席に座ると、バックミラーやドアミラーを使っても視界に入らない。

普通乗用車の死角の範囲が小さくないことを、改めて体感できる。

死角アート=2018年4月26日、日産自動車グローバル本社

死角アート=日産自動車グローバル本社

死角アート=2018年4月26日、日産自動車グローバル本社

死角アート=日産自動車グローバル本社

車両周辺確認技術で本来の姿に

実は、オブジェはそれぞれ動物の姿を表している。

角度によって見え方が変わるワイヤーアートで、車内のモニターから見ると、前方にゾウ、左にタカ、後方にはライオンが浮かび上がる。

死角アート=2018年4月26日、日産自動車グローバル本社

死角アート=日産自動車グローバル本社

日産自動車が開発した、車両を真上から見るような視点の映像で周囲を確認できる技術「インテリジェント アラウンドビューモニター」を生かした作品だ。

カメラの位置はもちろんのこと、人が乗って車体が上下する幅などをミリ単位で調整し、モニターを通さないと正体が分からないようにつくられている。

車の死角は家族で認識を

同社日本マーケティング本部の矢部夏実さんが、展示の狙いを語る。

車に興味がない人を含めて、どうすれば「死角」を理解してもらえるのか、どうすれば自社の技術を伝えられるのかを考える中で、モニターに面白いものが写るようにしてみてはというアイデアが出ました。

特に子供に関わることなので、家族で車の死角を認識して事故防止につながってほしいです。(矢部さん)

作品は、トリックワイヤーアートで知られる造形作家の武藤裕志さんが制作した。

自動車メーカーから依頼が来たので、最初はびっくりしましたよ(笑)

作品としては、たとえば暗闇から動物が出てきて…というように見た人が物語をつくってほしいです。親子の会話のポイントになったらうれしいですね。(武藤さん)

死角アート=2018年4月26日、日産自動車グローバル本社

死角アート=日産自動車グローバル本社

「#死角アート BLIND SPOT ART」は5月6日(日)まで、JR横浜駅に近い横浜市西区の日産自動車グローバル本社ギャラリー1階(10:00~20:00)で展示している。

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Text by 漆舘たくみ

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