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レトロな古民家で「ガラスびん」400本を愛でる。ガラスの美しさを堪能できる展覧会が東京・渋谷で始まる

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

都会の喧騒から離れた古民家で、梅雨の蒸し暑さが和らぐような展覧会が始まる。

明治から最新までガラスびん400本超を展示

せわしく人が行き交う東京・渋谷駅から少し東に歩いた閑静な住宅街に、築80年を超える木造の邸宅がたたずむ。

この古民家で6月19日(水)から、「ガラスびんテージハウス with びんむすめギャラリーラウンジ」が開催される。

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

渋谷に来る若者たちをはじめ、多くの人にガラス容器の魅力を知ってもらおうと、ガラスメーカーなどでつくる日本ガラスびん協会(東京都新宿区)が企画した。

明治時代の手作りの物から最新テクノロジーの製品まで、色とりどりのガラスびん400本以上を展示。レトロな空間にジュースやお酒、調味料、化粧品など多種多様な用途のびんが並ぶ。

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

Sibuya

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

中庭には、ガラスびんの原料となる「カレット」が一面に敷き詰められている。カレットは使用済みガラスを砕いたもので、今回の展示には約800キロを使用。展示後には資源として再利用される。

ガラスびん協会の広報担当者は「ガラスびんは、リサイクルしやすく環境にやさしい容器」と話す。

ガラスびんによる枯山水=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんによる枯山水=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ひとつひとつに人々の生活がある

膨大なコレクションの持ち主は、通称「びん博士」の異名を持つ庄司太一さん(71)=宮城県仙台市出身=だ。

上智大の学生だった1970年代にガラスびんに関心を持ち、これまでに約6万本を収集。1996年には東京・中野にある自宅の庭に日本初のガラスびん展示場「ボトルシアター」を開設しており、日本のボトルコレクション文化の第一人者である。

庄司太一さん=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

庄司太一さん=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

今日でこそ骨董的な価値が認められ、オークションで高値が付くこともあるガラスびんだが、集め始めた当時はゴミ捨て場に廃棄されていた物も少なくないという。

庄司さんは集めたくなる動機について「びんは、ひとつひとつに生活の歴史が見える。来歴を調べるとそこを避けて通れない。本来ならば捨てられるはずの物に、人々の何気ない日常があると思う」と語った。

▼目薬を入れる小びん(写真上)とバリカン油を入れる小瓶

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

▼コーラやジュースのラベルが残るびん

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

▼今ではあまり見られないフィギュアびん(写真上と左)

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

人気スイーツショップが限定メニュー

展示室とは別に、飲食ができる「びんむすめラウンジスペース」が設けられ、ガラスびんの美しさを表現した写真が飾られている。

ここには日替わりで人気ドリンクスタンドが登場し、ガラスびん入りの特製ドリンクを味わえる。透明感あふれるドリンク類は、写真映えすること間違いなしだ。

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんテージハウス=2019年6月18日、東京・渋谷で撮影

ガラスびんの奥深さを楽しめる展覧会。会期は7月3日(水)まで。

【ガラスびんテージハウス with びんむすめギャラリーラウンジ】
当日チケット:1000円(限定びん入り焼き菓子、限定びん入りドリンク付き)
住所:〒150-0011 東京都渋谷区東1丁目26−32
アクセス:JR渋谷駅・新南口から徒歩約5分
期間:2019年6月19日(水)~7月3日(水)
営業時間:平日12:00~20:00、土日11:00~18:00
※イベント日は16:00まで営業
※営業時間変更など最新情報は日本ガラスびん協会の各SNSで発信

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Text by 漆舘たくみ

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