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【号泣】佐賀県、大河ドラマに無視されすぎ問題

遂に始まりました、大河ドラマ『西郷どん』。方言が激しくてテロップがないと何を言ってるかわからないって話題になってますが、こういう時字幕放送は便利ですね。

いやぁ、それにしても10年くらい前から幕末、戦国、幕末、戦国、ひとつ飛ばしてまた幕末、戦国、幕末、戦国、戦国、幕末と、幕末と戦国を行ったりきたりしている大河ドラマ。『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』に『花燃ゆ』と、薩摩、土佐、会津に長州……日本史でも習いましたもんね。明治維新は幕末の雄藩「薩長土肥」が主力となってなされたって……うん、うん、うん……って、おーい!

肥(肥前)はどこへ行ったよ!!!

肥前どこ行ったよ!明治維新の立役者と日本史の授業やテストで出題され、漫画とかでもよく登場するこの言葉「薩長土肥」。今で言うと、

薩摩 → 鹿児島
長州 → 山口
土佐 → 高知
肥前 → 佐賀

肥は?ねえ肥は??肥、僕の地元なんですけど?何でまた薩摩?10年前に『篤姫』やったじゃん!なぜ、ここでまた薩摩の『西郷さん』??もっといえば、西郷隆盛は1990年に『翔ぶが如く』でやってるじゃん!

『ブラタモリ』未踏の地、佐賀県

大河だと秀吉が朝鮮攻めするとき名護屋城がチラッとセットで出てくる程度の扱い。そして、もう直ぐ100回に手が届きそうなのにあのタモリさんが一度もブラついてない『ブラタモリ』未踏の地の一つ、それが我が地元佐賀県。

朝ドラだって、主人公の出身地どころか『おしん』(1983)以来舞台にもならない佐賀県。『信子とおばあちゃん』(1969)では主人公の出身地だったらしいけど、それも半世紀以上前の話。だいたいその『おしん』だって、嫁いで佐賀に来てみたら旦那も姑も酷い奴らでイビられ倒されたあげく右手が使えなくなるという地獄設定。どうよ、この冷遇ぶり!佐賀県民だって受信料払ってんだぞ!

幕末佐賀藩大河ドラマ

え?だって、佐賀でしょ?大河になりそうな人いるの?って声も聞こえてきそうなんで、歴史それほど詳しくないですがこの際なので『幕末佐賀藩大河ドラマ』のプレゼンをさせていただきます。

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肥前の妖怪『鍋島直正(鍋島閑叟)』

若干17歳で家督を継いだら、浪費家だった父親のツケが溜まりに溜まってて藩は財政破綻状態。そうとは知らず江戸藩邸から佐賀に向けて出発しようとしたら、商人たちが金返せと押しかけ大名行列がストップしてしまったという超苦労人。口癖は「腹を割って話そう」「一丸になろう」。

国元に帰ったら「ソロバン大名」と揶揄されるほどの質素倹約で財政改革、教育改革、農村復興を推し進め、結果佐賀藩は今だったら『ガイアの夜明け』(テレ東)で取材されちゃうんじゃないかって勢いで奇跡のV字回復!

また、日本初の実用反射炉でアームストロング砲を完成させ、極秘裏に洋式陸海軍を備え蘭学・英学を奨励。海外文明を積極的に移植し近代化に成功。幕末最強の科学・技術・軍事力を持ってるにもかかわらず最後の最後まで佐幕派からも倒幕派からも距離を保って加わろうとせず、あまりにも得体が知れない存在だったため「肥前の妖怪」と呼ばれたキレモノ且つ、クセモノなお殿様。

司馬遼太郎先生も短編集『酔って候』の中で「肥前の妖怪」ってタイトルで小説書いてるし、ちょっとググったら逸話がわんさと出てくるしネタには困りませんよNHK様!

佐賀にもいるぞ維新志士

直正公を含め、佐賀の七賢人とか呼ばれてるので何人かご紹介。

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不遇の才物『江藤新平』

桂小五郎や伊藤博文とも交流のあった佐賀の維新志士。最下層の出身から薩長が圧倒的権力を握っている新政府の中枢で司法卿になった超逸材。この人の献言で「江戸」が「東京」と改称された。犬猿の仲だった大久保利通と大モメ、そして下野。「新政府クソくらえ!」と武力蜂起しようとする地元佐賀の不平士族を諌めようと帰郷したら、逆に担ぎ上げられ佐賀の乱が勃発。大久保の策略で正式な裁判にもかけられず斬首の上、さらし首にされた(ほとんど見せしめ)という不遇の人。

司馬遼太郎先生も『歳月』って小説を書いちゃうくらいなので、そろそろまともに評価してあげて!佐藤健くんとかイケメンだけど哀愁感のある演技派に演じてもらいたい。

あだ名はハゼ『大隈重信』

落ち着きが無く激しく動き回ることからあだ名はハシクリ(ハゼ)。藩校では常にトップの成績をおさめるも直正の教育方針に批判的だったアンチ閑叟。佐賀の特色である『葉隠』的教育に反発し退学。蘭学寮に入学し、閑叟にオランダ憲法を講義するまでに至る。副島種臣と将軍・徳川慶喜に大政奉還を進めることを計画し、脱藩するも失敗。

大政奉還後は「直ちに兵を率いて上洛いたしましょう!」と藩主の直正に熱弁するもスルーされる。相性悪そうなこの2人のやりとりを大河で見てみたい。

大河ドラマ『直正 -肥前の妖怪-』(主演:大泉洋)

維新の後は、北海道開拓と防衛の必要性にいち早く気づき北海道初代開拓使長官に任命され「北海道開拓の父」と言われる島義勇を送り込んだり他藩が尻込みするなか600人以上集団移住させたりと、意外にも北海道と繋がりがある直正公。

ここは是非、北海道出身の大スター大泉洋さんに主演をやっていただき、脇を安田顕さんとかTEAM NACSで固め『直正 -肥前の妖怪-』とかいうタイトルで大河やっちゃいましょう!大泉さんが大河主演!北海道の視聴率も取れる筈(多分)!

というわけで、次の幕末大河ドラマは是非、「薩長土肥」の肥!肥前でお願いします!

過去の連載はこちら↓

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