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ヒトラー印のコーヒークリームを出荷してしまったスイスの大手業者

20 Minuten/Twitter

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スイスの大手業者がうかつにもヒトラーの肖像付きコーヒー用クリームを出荷してしまい、国民を憤慨させている。

 独裁者印のクリーム出荷に、販売主は陳謝

 アドルフ・ヒトラーとベニート・ムッソリーニといえば第二次大戦期の悪名高き独裁者だが、なんと彼らの肖像が付されたコーヒークリームが売りに出されてしまった。販売主はスイス最大のスーパーマーケットチェーンMigrosの子会社、Elsa Mifroma。

当該肖像付きクリームは出荷された300箱それぞれにつき4個の割合で混入。つまり計1200個に及ぶようで、親会社であるMigrosはこれを「許されぬ過失」であったと謝罪。チェックが甘かったことを認め、すぐに回収作業に入ると表明している。

コレクター人気に応えるため、ファシスト像付き蓋を販売

一方、同社に問題の肖像付き蓋を提供したのは通信販売社Karo。画像付きコーヒークリーム用アルミ箔蓋の販売においてスイスの最大手であり、同国に存在するそうした蓋収集マニアにひいきにされているようだ。ヒトラーらの肖像は、もともと葉巻用の古い帯紙に描かれたものの転用だとのこと。

KARO-VERSAND GmbH


 非を認めぬ肖像蓋の提供社に、Migrosは提携解消を表明

Migrosが事態を深刻視し謝意を表す一方、提供主であるこのKaroのほうは肖像を巡る騒ぎを大げさすぎと一蹴。ヒトラー時代に起きたのは確かに惨いこと、だがその存在そのものをタブー視するような態度はいかがなものか、という言い分だ。

こうしたKaroの姿勢に対し、Migrosは同社との業務契約打ち切りを表明した。

「コーヒークリーム用蓋:私たちは有限会社Karo通信販売と袂を分かち、同社との業務取引を即刻打ち切ります」。

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Text by 宮城保之

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