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反ユダヤ的書き込みのために、職とプレー資格を犠牲にしたドイツのサッカー選手

Flickr_Maggio7

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ドイツ・オッフェンバッハ市にあるトルコ系サッカークラブの選手が、Facebookページに反ユダヤ的発言をアップしたため、制裁を受けることとなってしまった。

Facebookページへの反ユダヤ的書き込みに対し、市が警告

その選手はあるFacebookページに次のような発言をトルコ語でアップした。「ユダヤ企業同盟の保険に金を渡すな! 俺たちと俺たちのトルコのために稼がせろ!」 そしてその後に自身が研修生として働く保険会社の広告、さらにサッカー協会のFacebook公式ページをリンクした。

第二次世界大戦でのナチスによる蛮行への反省から、ドイツでは公の場での反ユダヤ的言動を法的に禁じている。オッフェンバッハ市市長はサッカー協会代表に、この発言に対する厳格なる態度表明を求めた。もし断るなら、協会は市からの経済的補助を得られなくなるかもしれないし、協会に属する選手たちは公の場でプレーできなくなるかもしれないぞ、という警告を添えて。

処分としてプレー資格はく奪、会社は解雇

同サッカー協会が属するヘッセン州サッカー連盟によれば、協会からのはっきりとした処分については聞いていないものの、反ユダヤ的発言の責任により同選手からプレー資格をはく奪するだろうとのこと。さらに同選手が勤務する保険会社は、処分として同選手を解雇すると表明。

思慮を欠いた「ヘイトスピーチ」がさんさんたる結果を招くこととなってしまった。

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Text by 宮城保之

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