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ビールの歴史に新たな一幕!古代エジプト人はパレスチナでビールを作っていた

Flickr_Dave Shea

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イスラエルの考古学者チームの発見により、中東史およびビールの歴史に新たな一幕が加わったようだ。およそ5000年前、今日のテルアビブ近辺に古代エジプト人が定住し、ビールを醸造していたというのである。

テルアビブで発掘された陶器から、歴史的発見

この発見をしたのはDiego Barkan氏らイスラエルの発掘チーム。テルアビブで見つかった17つの洞穴から掘り当てられた陶器の欠片がエジプト独特の製法によるものであり、またビールの醸造に用いられたものであることが確認された。

これは古代エジプト人が今日のテルアビブ地方に居住していたことを証明する初の史料である、とBarkan氏。そして彼らがそこでビールを嗜んでいたことから、ビール史においても最古の史料となるようだ。

古代エジプト人はこんな風にビールを作り、たしなんでいた

ちなみにビールが古代エジプト人にとって日常的な飲料であることは以前より確認されていた。その製法は発芽した大麦の種と小麦の種を共にすりつぶして混ぜ合わせ、水を加えて生地を作る。これを陶器で焼き上げてパン状にする。

このパンをさらに砕いてナツメや蜂蜜と混ぜ合わせ、発酵させる。発酵後、濾し器にかけられたものがビールとしてふるまわれたのである。またそのまま飲むだけではなく、様々な果汁の濃縮液で味付けをする風習もあったようだ。

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Text by 宮城保之

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