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外国語は脳をイキイキとさせる!科学者たちの検証報告

123RF

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英語などの外国語を知ることは、単に旅行や情報の所得といった際に役立つのみならず、人間の脳機能に様々な好影響をもたらすことが様々な研究により検証されている。The Huffington Post紙の記事より、その代表的なものを紹介しよう。

■柔らか頭を作る

幼少時より複数の言語を話していた大人は、一つの言語しか話さぬ者よりも、予想外の事態に直面した際に柔軟な対応を見せる、というJournal of Neuroscienceの研究報告がある。

■年をとっても鋭い知性

複数の英語母語者で11歳の時と70歳の時の知能テストの結果を比較したところ、複数言語話者のほうが英語のみの話者よりも老齢時に高い知的能力を維持している、とAnnals of Neurologyでの報告。これは外国語を年を取ってから習得した者にも妥当するとのこと。

■スピーディーな言語処理

バイリンガルの者はモノリンガルの者よりも迅速に言葉を解する、とPsychological Scienceでの報告。これは特に英語のsoccerと日本語のサッカーのように、両言語で語の表現が被る場合に妥当する。

■アルツハイマー発症を遅らせる

アルツハイマーに関して、バイリンガルの者が罹患する場合、モノリンガルの者より4、5年遅れの傾向が見られる、とAmerican Association for the Advancement of Scienceでの報告。

■バイリンガルの子どもは高い問題解決能力

バイリンガルの子どもはモノリンガルの子どもより問題解決、創造性といった面で優れた能力を示す、とInternational Journal of Bilingualismでの報告。数字の復唱、数学問題、パズルなどを用いて検証がなされた。

■認識のスイッチをすばやく切り替え

複数の課題を与えられた際、バイリンガルの子どもはより迅速に両者の切り替えを行うことが出来る、とChild Developmentでの報告。動物画像と単なる色彩の画像を入れ替えながら示すテストでは、バイリンガルの子どもは両者の切り替えによりすばやく対応できたという。

■決断はじっくり慎重に

バイリンガルの者は問題解決の際、より理性的に決断を下す傾向がある、とPsychological Studyでの報告。これは外国語によって考えることで、対象と距離をとる習慣が身についたことによるようだ。結果として問題解決にも直情的にならず、熟慮する傾向が見られるというわけである。

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Text by 宮城保之

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