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震災瓦礫から作られたバイオリン、1000人の音楽家がリレーで弾き継ぐ復興プロジェクトに心打たれる件

psfk

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東日本大震災の被災者支援のために、様々なプロジェクトが立ち上がったが、「千の音色でつなぐ絆」はヴァイオリンとその演奏者たちによって紡がれている。津波で流され、瓦礫と化した流木は、かつて人々の暮らしを支える床柱や梁であった。それらを材料にヴァイオリンドクターの中澤宗幸氏が作り上げた2丁のヴァイオリンを、1000人のヴァイオリニストが弾き継いでいこうというもの。世界中から数多くの音楽家たちから申し出が相次いでいると、海外メディアが報じた。

このプロジェクトの全ては、復興の象徴である。1000という数は、日本では永遠に関連付けられた意味のある数字。背面には一本の松の木がエッチングされ、陸前高田の一本松を想起させる。津波で一掃された海岸にすっくと立つその姿は、傷ついた心に希望を与えてくれた。

鎮魂の思いを込めて作られたヴァイオリンの音色が、世界中の心ある音楽家たちによって人々に届けられる。悲劇を希望に転ずる、素晴らしいプロジェクトと言えよう。

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