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南極点まで自転車で行く男!出発間近のエリック・ラーセン氏が語る自転車愛

Eric Larsen

Eric Larsen

極地探検家のエリック・ラーセン氏は、これまで数々の冒険をこなしてきた。最近は1年間に北極、南極、エベレスト登頂の三つをこなす偉業をやってのけたが、次に彼が目指すものはまたもや周囲を驚かせた。今月、1200キロに及ぶ南極踏破に出発する予定だが、今回は自転車でやってのけるというのだ。同様の挑戦は、今年初めにイギリス人冒険家のヘレン・スケトロンが挑戦しているが、彼女は自転車には最後の数マイルのみの乗車のため、これが成功すれば、彼は大陸の端から南極点まで自転車を漕いで行った最初の人間ということになる。

彼を南極点まで乗せて行くのはサーリー社のMoonlander、極太のタイヤはミネソタで作られた4.8インチの車輪で、どちらも製品の環境テストを兼ねている。この時期、マイナス20度の極寒の厳しさはもちろんのこと、突然吹き荒れる嵐が新雪で行く手を埋め尽くし、前が全く見えないホワイトアウトの状態に陥る危険がある。前が見えなければペダルを漕ぐことは厳しく、加えて大きく開いたクレバスや複雑な地形など、自転車にとって困難な道が続くと予想される。

しかし、ラーセン氏はルートをよく知っていると、成功への自信を見せる。自転車での挑戦は、このツールが全天候に対して有効で卓越した移動手段であること、二酸化炭素排出量を削減する有効な方法のひとつとして人々の意識を高めるとともに、人間が持つパワーを実証したいと考えている。さらに、支援者たちがパーキンソン病治療基金へ少しでも協力してくれることを望んでいる、と語った。

過酷な環境下での挑戦、どんなに管理されていたとしても命を賭けることに変わりはない。彼が無事、冒険から戻ることを祈りたい。

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Text by 下田裕香

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