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殉職した警官に、匿名で捧げられたある勲章に警察中が感動:アメリカ

flickr_lazytinka (a.k.a. gendrywilson)

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先月26日に、カリフォルニア州サンタクルーズで2人の警官が性的暴行事件の捜査中に殉職した。彼らの死を悼み、警察署の前は花やキャンドル、チョコレートで埋められたが、木曜日にそっと置かれていたテディベアの首には、思いもよらないものが掛けられていた。

それはパープルハート章。名誉負傷章と呼ばれる勲章で、戦時に負傷したり亡くなった兵士に贈られ、国のために命を掛けて戦った兵士に贈られるものだ。ハート型をしており、表面は色。中心にはワシントンの胸像レリーフが描かれ、兵士にとっては大変名誉ある品だ。贈り主は不明ながらメッセージが添えられており、それには職務を全うした警察官を讃える言葉と共に、このパープルハートを職務を越えて他者を守り、大きな善を為すため命を落とした人に捧げる、とあったという。

警察はブログに「これは決して小さな贈りものではない」と書いている。大きな犠牲を払ってパープルハートを得た無名の元兵士は、それを亡くなった警察官に贈ることにより、「言葉にならないほどの名誉」を与えたと続く。

2人の警官は犯人からの発砲により命を落としている。犯人自身も、後に警察との銃撃戦で亡くなった。警察官が命を張って市民を守るのはどの国でも変わらないが、銃社会のアメリカでは、警官は常に魂を危険に晒していることだろう。これはそんな彼ら全員の心を打つギフトであったに違いない。命を落とした警官の冥福を、心から祈りたい。

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