HOMEビジネス トラックの中は瞑想ができる部屋? パナソニックがビジネスワーカー・観光客などに向けての実証実験

トラックの中は瞑想ができる部屋? パナソニックがビジネスワーカー・観光客などに向けての実証実験

神田 晃輔

2023/11/15(最終更新日:2023/11/15)


このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社chicabi、一般社団法人関西イノベーションセンター、パナソニックグループ(以下、パナソニック)の3社は、パナソニックが開発した技術「(MU)ROOM」を応用し、多様な場での瞑想体験を可能にする移動式の「(MU)ROOM Ride(ムルーム ライド)」を開発しました。

 

「(MU)ROOM」 とは?

「(MU)ROOM」 イメージ画像

「(MU)ROOM」は、パナソニックが開発した、今ある不安や焦りなどの感情を「瞑想」によって解決するための技術です。

具体的には、物理的に何も設置しない空間をつくり、そのなかでミストや照明の調光・調色、空間音響、アロマなどの効果によって、瞑想状態に誘導するそうです。

「瞑想スコア」が表示

自分が行った瞑想の効果を数字で確認できます。胸に付けた計測器で心拍数や呼吸数を測り、瞑想の達成度を点数化。連携している瞑想体験用アプリで「瞑想スコア」を表示します。

移動式としてのメリットを検討

今回の実証実験は、11月13日(月)から11月17日(金)までららぽーと門真と三井アウトレットパーク大阪門真、11月20日(月)から12月6日(水)まで株式会社三菱UFJ銀行大阪ビル、12月9日(土)から12月20日(水)まで関西エリアの寺社で行われます。

実証実験では、仕事の合間にリフレッシュを求めるオフィスワーカーや旅先での偶然のアクティビティを求める観光客などをターゲットとして想定しているそうです。

また、この実証実験では「(MU)ROOM」のオリジナル体験を再現しながら、移動式トラックならではの付加価値も検討していきます。

<参照>

移動式の瞑想体験車両「(MU)ROOM Ride」を開発 ~現代社会におけるメンタルヘルス課題の解決を目指す!~

移動式の瞑想体験車両「(MU)ROOM Ride」を開発

マインドフルネス基軸の新しい宿泊体験ソリューション「(MU)ROOM」を宿泊事業者向けに開発2021年3月からホテル アンテルーム 京都で効果検証を開始

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード